お口の健康

お口のケアと病気の関係

おはようございます!
酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

新型コロナウイルスが流行っていますがいかがお過ごしですか?

沢田歯科医院では、患者さんに受付時に手のアルコール消毒にご協力いただいたり、口腔外バキュームを使用したり、スリッパやチェア、器具の消毒方法も以前以上にしっかりしています。

前よりも仕事は増えますが、安全が一番ですね。

以前、お口のケア(オーラルケアと言います)と新型コロナウイルス予防の関係についてお話ししましたが、今回は全身的なお話をしていきたいと思います。

オーラルケアに力を入れると、口腔内だけでなく、体全体の不調も改善されることがわかってきています。

人は1日に平均1?1.5Lの唾液を飲み込んでいます。

その中には約1兆個の細菌が含まれており、もし口腔内の環境が劣悪で、歯周病の原因となる悪玉菌が1%でもいれば、かなりの量が体内に取り込まれていることになります。

メカニズムはまだはっきりわかっていませんが、歯周病菌が腸まで運ばれた結果、体に悪い影響を与えていると考えられます。

オーラルケアと糖尿病の関係も明らかになっており、韓国の梨花(イフア)女子大学が行った研究によれば1日3回、定期的に歯磨きをしている人は、2型糖尿病発症リスクが低く、反対に歯周病の人や歯の本数が少ない人はリスクが高まると言われています。

歯肉炎がひどくなって歯周病菌が繁殖すると、細菌が毛細血管内に侵入して全身に回ります。

細菌は体内で死滅しますが、細菌に含まれる毒物は残り、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害するといわれています。

また、認知機能を低下させる可能性も指摘されている。

歯周病の原因菌の1つ『ジンジバリス菌』が、アルツハイマー型認知症患者の脳から検出されたという報告もあります。

また2019年には、九州大学の研究グループが、歯周病患者の歯茎にアルツハイマー病の原因といわれる『アミロイドβ』が生じていることを明らかにしました。

 恐ろしいのはそれだけではなく、2人に1人が罹患し、いまや国民病といわれるがんもまた、口腔内の環境と無関係ではないと言われています。

歯周病がある人ほど口腔内のがんが増加するという報告は、いくつもあります。加えて、最新の研究によれば大腸がんと歯周病の関係も明らかになりつつあります。

歯周病の原因菌が大腸がんの腫瘍から発見されたという報告もあります。

唾液とともに飲み込まれた菌が、がんを引き起こしている可能性も指摘され始めています。

このように、歯周病は体の様々な病気と関係していることが最近わかってきています。

全身の健康を保つためにも定期的な口腔ケアをしませんか?

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