お口の健康

虫歯の原因 時間について

こんにちは。

沢田です。

虫歯になる原因のお話の最後は「時間」についてです。

ここでの「時間」は原因の考え方の二つ分けられ、「唾液が出にくくなる時間」と「歯が溶けている時間」
、この二つについてお話します。
 

まずは「唾液が出にくくなる時間」です。
以前、歯が溶ける脱灰についてお話しました。

歯が溶けるのは歯についているプラーク(細菌の塊)のpHが5.5以下になると溶け始め、
唾液(つば)がこの酸性の環境を中性にもっていき、再石灰化を促しています。

歯が溶けた状態から元に戻るには、唾液はとても大切な働きを担っています。
この唾液が少ないと歯は再石灰化しにくく虫歯になりやすいと言えます。

この唾液が少なくなる時間は、夜寝ているときです。
そのため、寝る前はとくに注意が必要です。

「夜、寝る前は歯ブラシをしたら何も口に入れない」ということは大切な虫歯予防になります。

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次回はもうひとつの「歯が溶けている時間」についてお話します。

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