お口の健康

口呼吸

口呼吸の影響1

おはようございます!
酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は歯並び、虫歯、歯周病などにも関わる「口呼吸」についてお話します。

常に無意識に行っている、呼吸ですが、みなさんは口呼吸になっていませんか?

以下の項目で、一つでも当てはまるものがあれば、口呼吸になっている可能性があります。
セルフチェックしてみましょう!

  • 無意識のうちに口が半開きになっている
  • 口内炎ができやすい
  • 歯並びが悪い
  • クチャクチャと音を立てて食べる
  • 唇がカサカサに乾燥する
  • 朝起きた時、のどが痛い
  • 唇を閉じると、顎の先にシワができて「梅干し」ができる
  • 片方の歯で噛む癖がある
  • 早食い
  • いびきをかく

実は、日本人の半数以上が口呼吸をしているそうなのです。
小学生以下では、その8割が口呼吸とも言われています・・・

では、なぜ口呼吸になってしまうのでしょうか?

原因は諸説あると言われています。

もともと、人間は鼻呼吸なのです。
生まれたての赤ちゃんは、授乳中は鼻で呼吸をしていますよね?
言葉が出てくるようになると、口で息を吸うようになります。
それから、風邪をひいて鼻がつまると、口からも呼吸することになり、
徐々に口呼吸するようになっていきます。

私たちの生活スタイルも変わってきたので、昔と比べると、離乳食開始時期が早まり(乳離れが早まり)鼻呼吸が癖になる前に、
口呼吸を覚えてしまう、とも言われています。

それから、「おしゃぶり」。
日本では、おしゃぶりを長く使うことは良くないと考えられているので、
1歳を過ぎた頃には、おしゃぶりを取り上げることが多いようです。
しかし、外国では、なんと3?4歳までおしゃぶりしていても、取り上げたりしないそうです。
幼少期に十分おしゃぶりをさせて、鼻呼吸する癖をつける、という話もあります。

また、柔らかいものばかり食べていると、噛む力が衰え、口周りの筋力も衰え、口が開く状態になり口呼吸になることもあります。

その他、鼻のトラブルや、歯並び、睡眠時の寝る姿勢の悪さ、肥満からも口呼吸になる原因だと思われます。

次回は口呼吸のデメリットについてお話します。

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