おはようございます!
酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。
前回は、「抜髄」についてお話しました。
今回は「感染根管処置」についてお話します。
感染根管処置とは、細菌が歯髄(神経)に到達後、根管壁の象牙質に及んでいる場合、その根管を感染根管と言います。
根の先まで細菌が進み、根の先に病巣ができる、根尖性歯周炎を伴う事が多いです。
感染根管の状態になるには、次の2つの経路が考えられます。
- 歯髄が細菌に感染し、歯髄が死んでしまい(歯髄壊死)感染根管となる。
- 根管治療が終わり、根管充填したが、一定期間後に再び根管が細菌感染する。
抜髄とは違い、感染が起きてしまっているため、治るのにも時間と回数がかかります。
また、感染根管治療は治療をして100%治るとも限らず、難しい治療となります。
治療をしても治りが悪い場合は抜歯となります。
神経をとる治療になる前に、定期的な検診で予防しましょう。
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