歯の治療

妊婦の歯科治療

授乳中の歯科治療

おはようございます。酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

妊婦さんのお話をしたので、授乳中の歯科治療についてもお話します。

<授乳中のレントゲン撮影>
授乳中のレントゲン写真については全く心配ありません。
治療に必要なレントゲン写真は撮っていただいて治療したほうが有益です。

<授乳中のお薬>
母親が飲み薬を飲んでも、赤ちゃん(乳児)が生後3ヶ月を過ぎていれば、母乳の影響はほとんどありません。
赤ちゃん(乳児)が生後3ヶ月未満の場合でも、母親が飲み薬を飲んでから5時間を過ぎれば母乳の影響はまずないと言われています。
それでも心配な方は妊娠時と同じく、抗生物質ならセフェム系、鎮痛剤ならカロナールをお飲み下さい。
もしくは、お薬を飲んでいる期間だけはミルクにするのもひとつの方法です。

授乳中のお薬に関しては考慮できると思いますので、授乳中の方はドクターにご相談ください。

また、お母さんの歯科治療とは関係ありませんが、赤ちゃんが生まれてから気をつけていただきたいことは、赤ちゃんへ虫歯菌、歯周病菌をうつさない、ということです。

虫歯や歯周病は「感染(うつる)」する病気で、感染経路で最も多いとされるのが親から子への感染です。
生まれたての赤ちゃんは虫歯菌に感染しておらず、様々な外からの要因によって感染していくのですが、中でも母親が赤ちゃんに食事を与える時、噛んで柔らかくしたり、自分が使っている箸やスプーンで食べさせたり、といった行為によって感染してしまいます。

特に生後1歳7か月から2歳7か月の1年間が感染の危険性が高いとされています。
この時期に虫歯菌に感染しなければ、虫歯になりにくい、という報告があります。

このように、お母さんのお口のケアはお子さんへのお口のケアにもつながります。
普段から定期的に来院していただき、綺麗なお口で過ごしましょう。

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