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失って後悔しているもの

こんにちは!

沢田歯科医院の沢田です。

だんだん寒くなってきましたね。

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

本日は「シニア世代400人に聞いた、失って後悔しているもの」についてお話します。

誰もが若く健康なままいられたら良いのですが、年を重ねると人の体には様々な変化が訪れます。
中でも特に変わってほしくない事や、無くなってほしくないものにはいったいどんなものがあるでしょうか?

2017年に60代以上の男女400人を対象に行われたインターネット調査によると、ご自身の体について「変化して欲しくなかったこと」「失って後悔したこと」を聞いた質問に対する回答では、なんと「髪の毛」や「体型」を抑えて「歯」と回答した方がもっとも多くなりました。

“歯”を選択した理由として「歯を失って食べ物が美味しくなくなったから」「手入れ不足で総入れ歯になってしまった」「固いものが食べにくくなった」 「滑舌が悪くなった」などの声が得られました。

また、ビジネス雑誌「プレジデント」で2019年にシニアの方を対象に行われたアンケート「人生後悔ランキング」健康部門でも、運動や食事、頭髪ケアなどを抑えて「歯の定期検診を受ければよかった」が1位にランクインしました。

当事者世代以外の世代の人にとって、この結果を意外と感じる方々は多いのではないでしょうか?

つまり、「もっと歯を大切にすればよかった」と思わせる現象が、この年代に入ると起こるということなのです。

とくに歯周病は、心筋梗塞や脳卒中、腎不全など全身の疾患を引き起こす原因になりますし、歯周病が進み、歯が無くなると認知症になる可能性も高まります。
このようにとても怖い病気であるにも関わらず、歯周病には痛みなどの症状が無いことがほとんどのため、気づかないうちに非常に深刻な状態に進行してしまい、「虫歯がある」と来院されたものの、歯周病の方が重篤な症状になっていることも少なくありません。

お口と全身の健康を守るためには、虫歯になってから歯科に訪れるのではなく、定期的な検診を受診されることがもっとも重要です。
このブログを読んでくださったすべての方が、将来後悔せずにいられるよう、スタッフ一同心よりお待ちしております。

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