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歯ぎしり

乳幼児期の睡眠と歯ぎしり癖

おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

本日は、歯ぎしりの癖についてお話しします。

私自身も歯ぎしり、食いしばりをしており、マウスピースをしています。

最近の研究結果で、「乳幼児期の良質な睡眠は、歯ぎしり癖の回避につながる可能性がある」という発表がされました。

歯ぎしりは物を食べていない状況で反復的な咀嚼運動で、睡眠中に起こるものは睡眠時ブラキシズムと呼ばれ、歯のすり減りや顎関節症の原因になると言われています。

また、歯ぎしりと睡眠障害との強い相関が知られているが、乳幼児期の睡眠が将来的な歯ぎしり癖に影響するという研究結果が発表されました。

研究グループは、環境省が実施しているニコチル調査の90148名を対象に、乳幼児期の睡眠時間(1か月、6か月」、1歳、1歳半、3歳時)と歯ぎしり癖の有無(2歳時、4歳時点)の関連について解析。

その結果、新生児期(生後1か月)の睡眠時間が長いほど、歯ぎしり癖を持つ子供の割合は減少。

この傾向は6か月時点でも確認されたが、3歳時点では認められなかった。

特に、夜間の睡眠時間が歯ぎしり癖の発生と強く関連しており、2歳と4歳時点の両方で歯ぎしり癖がある子供ではその傾向がより顕著に表れました。

新生児期の良質な睡眠習慣は、将来的な問題に繋がる歯ぎしり癖のリスク回避に効果的である可能性を示唆しており、「寝る子は育つ」の言葉通り、健やかな口腔発育、ひいては全身の健康に繋がるかもしれません。

歯ぎしりによって、歯が割れて抜歯になることもあるため、予防できる方法があれば、実践できればなと思います。

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