山形県酒田市の歯医者│沢田歯科医院│予防に重きを置き地域の皆様のお口の健康を守ります

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虫歯の治療6

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回も前回の続きのお話をします。

抜髄、感染根管治療ともに、神経が入っていた管を綺麗にする処置が終わった後は、
根管充填を行います。

根管充填とは、神経の変わりになる材料を、神経が入っていた管に入れる治療です。

この材料自体に抗菌性などはありませんが、この材料を入れていない場合に比べ、
また細菌の感染が起こりにくくなります。


根管充填後は、材料がしっかり入っているかを確認しするためにレントゲンを撮り、
問題がなければ根の治療が終わりとなります。


以前もお話しましたが、根の治療を始めると、痛みは消えることが多くなり、
治療の途中で来院の途絶える方がいますが、
根の治療を終え、被せ物が入るまでしっかり通院していただかないと、
虫歯が進行し、残せたはずの歯を抜かなければいけなくなる、となることもあります。

お痛みがなくなっても、最後まで通っていただくことが大切です。

なにかわからないことなどあれば、いつでもご質問ください。

虫歯の治療5

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

前回は、「抜髄」についてお話しました。
今回は「感染根管処置」についてお話します。


感染根管処置とは、細菌が歯髄(神経)に到達後、根管壁の象牙質に及んでいる場合、その根管を感染根管と言います。
根の先まで細菌が進み、根の先に病巣ができる、根尖性歯周炎を伴う事が多いです。

感染根管の状態になるには、次の2つの経路が考えられます。
・歯髄が細菌に感染し、歯髄が死んでしまい(歯髄壊死)感染根管となる。
・根管治療が終わり、根管充填したが、一定期間後に再び根管が細菌感染する。

抜髄とは違い、感染が起きてしまっているため、治るのにも時間と回数がかかります。

また、感染根管治療は治療をして100%治るとも限らず、難しい治療となります。
治療をしても治りが悪い場合は抜歯となります。

神経をとる治療になる前に、定期的な検診で予防しましょう。

虫歯の治療3

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。


前回の続きからお話します。


C2
エナメル質の下の象牙質まで虫歯が進行した状態です。
冷たいものを飲んだり甘いものを食べたりした時に、歯がしみたり痛んだりします。
ここまで進んでいても、症状がなく気づかない場合もあります。

この段階では虫歯になった部分を削り、CR(プラスチックの白いつめもの)や、In(型取りをして金属やセラミックなどで作るもの)によって治療します。

CRになるか、In(型取りが必要)になるかは、虫歯の範囲や位置によって決まります。
CRですむ場合は1回で終わります。
歯に比べ、硬さは弱いため、また欠けたりすることはありますが、Inに比べ歯を削る量が少なくすみます。
Inの場合は型取りが必要になるため、型取り→作ったもののset と2回の治療となります。
Inは保険の銀色のもの、虫歯になりにくい金で作ったもの、審美性(見た目)に優れた白いセラミックから選んでいただきます。

実際、虫歯がどこまで進んでいるかは削ってみないとわからないため、
この虫歯が神経まで進んでいた場合は神経をとる処置となります。

次回は神経をとる処置についてお話します。


虫歯の治療2

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

前回は虫歯の段階(大きさ)についてお話しました。

今回からは虫歯の段階にわけて治療方法を詳しくお話します。



C0

虫歯になりかけの段階です。
この時点では、まだ削る治療はしなくても、フッ素塗布などによる再石灰化により進行を抑えることができる段階です。
詳しくは以前のブログに載せていますので、虫歯にならないような生活習慣を心掛けましょう。

C1

エナメル質が虫歯になっている状態です。
この段階であれば、虫歯の部分を削り、CR(コンポジットレジン)と呼ばれるプラスチックのような白いつめものをするだけで治療できることが多いです。
削っても痛みのない場合が多く、麻酔もせずに治療できます。
この小さい虫歯であれば1回で治療可能なことも多くなります。


次回からまた続きをお話します。


虫歯の治療

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。


今回からは虫歯の治療についてお話します。

よく、「歯医者の治療は回数がかかるのははんとかなりませんか」と言われることもありますが、虫歯の大きさ(程度)やできた場所にもよるのでなんとも言えません。

もちろん、虫歯の大きさが小さければ1回で終わることもあります。


そのため、まずは虫歯の大きさ(段階)についてお話します。

歯医者さんでの検査や診察の際、「C0・C1」などと早口で言っているのを耳にしたことはありませんか?

これは虫歯の段階を表す歯科用語です。

虫歯の段階はC0-C4まであります。

それぞれの段階と特徴について詳しくご紹介します。

C0

歯の表面のエナメル質だけが、わずかに脱灰している状態です。
歯に穴があいているわけでもなく、痛みもないかもしれませんが、それでも虫歯になりかけている状態ですので油断はできません。

適切な歯磨きやフッ素を塗るなどし、進行を予防しましょう。

C1

エナメル質が脱灰し、歯に浅い穴があいた状態です。
痛みはありませんが、ときどき甘いお菓子を食べた際にしみることがあります。

C2

虫歯がエナメル質を突き破り、象牙質まで達した状態です。
この段階までいくと、冷たい飲み物や甘いお菓子などでしみたり、痛みを自覚し始めます(しないこともあります)。

その部が色が変色していたり、歯がかけたりするため、見た目で虫歯であることが分かります。

C3

虫歯が象牙質を進行し、さらに奥の歯髄(神経)まで達した状態です。

神経が炎症しているため、何もしなくても激しい痛みを伴います。

ここまでくると、ひどい場合は痛み止めをのんでも効かないくらい痛みが続くことがあります。

C4

虫歯によってほとんど歯がなくなってしまっているだけでなく、歯の根っこまで侵されている虫歯の末期の状態です。

歯髄が完全に機能を失っていますので、痛みを感じないかもしれませんが、あくまで痛みを感じないだけであって治ったわけではありません。

状態はさらに悪化し、虫歯菌が血管を通って身体の内部に侵入し、心臓病や腎臓病など重大な病気を引き起こす恐れもあります。


このように、「虫歯」と言っても段階がいくつかあります。

次回から、段階によってどんな治療法がるのかお話していきます。



フッ素の効果

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。


今回はフッ素についてお話します。

「フッ素が虫歯予防に効果がある」ことはみなさんも聞いたことがあるかと思います。
今回はその仕組みについてお話します。

そもそもフッ素とはどんなものでしょうか?


フッ素とは・・・

自然界に存在する天然の元素で、実はあらゆるものの中に含まれているものです。
食べ物や飲み物の中にも、海の水や土の中にも、そして私たち人間の体の中にも存在します。
ちなみに、フッ素は元素名なので、食べ物や水の中のフッ素は「フッ化物」と呼ばれます。
では、フッ素はなぜ虫歯予防に効くのでしょう。


フッ素の虫歯予防の3つの作用


1.再石灰化を促進する

食事をするとお口の中の細菌が食べ物の糖分から酸を作り出し、それによって歯が溶けてしまいます(脱灰)。
それを唾液の働きで修復するメカニズムのことを再石灰化というのですが、唾液の中に適量のフッ素があると再石灰化のスピードが上がり、その分修復される量も多くなるのです。


2.歯を強くする

歯のエナメル質はハイドロキシアパタイトという結晶で出来ているのですが、フッ素はこの結晶をフルオロアパタイトというより硬い結晶へと作りかえられます。

これにより、虫歯になりにくい強い歯になります。


3.抗菌作用

フッ素は虫歯菌の働きを抑える働きもあるので、それによって虫歯になりにくくなります。


このように、フッ素には三つの大きな働きがあるので、虫歯の予防にとても効果的なのです。



次回はフッ素の予防法と、フッ素中毒についてお話します。


虫歯の予防(シーラント)

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

前回、「生えたての永久歯は虫歯になりやすい」とお話しました。

なぜかというと生えてきたばかりの歯は

「溝が深いため、汚れがたまりやすい」
「歯の表面が粗いため歯垢がつきやすい」
「歯質が未成熟で酸に弱い」
「歯並びが凸凹しやすいためみがき残ししやすい」 からです。

今回お話する「シーラント」は「溝が深い」というリスクを減らすものです。

フッ素配合のレジン、グラスアイオノマーセメントという素材で歯の溝を埋めることで、食べカスや汚れが溝に入らないようにして虫歯を防ぎます。
この処置は保険適用です。

シーラントを行うタイミングは、奥の永久歯が生え始めた時が目安になります。
生えたばかりの永久歯は歯質や、背が低く磨きにくいため、初期虫歯になりやすいという特徴があるため、シーラントをすることで虫歯を遠ざけることができます。

しかし、歯の溝を埋めるシーラントですが、永久的に溝を埋めるものではありません。
そのため、まだ大人になる前に取れてしまうこともあります。
定期検診などでチェックしてもらい、必要があれば処置を施してもらうようにしましょう。


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乳歯の生え変わりに注意すること

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

乳歯が永久歯に生え変わるときに注意したほうがいいことについてお話します。



<乳歯の虫歯は放置しない>

「乳歯は抜けるから虫歯になっても大丈夫でしょう?」と言われることがあります。
たしかに、その歯のことだけを考えればそう考えられるかもしれません。
しかし乳歯が虫歯になり状態が悪くなると、通常の抜ける時期に比べ、早く抜けてしまいます。
乳歯が虫歯などで早期に抜くようなことになると、そのスペースに周りの歯が動いてきてしまい、後に生えてくる永久歯のスペースがなくなり、歯並びに影響する場合があります。
乳歯の虫歯もしっかり治療しておきましょう。


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<生えたての永久歯は虫歯になりやすい>
生えかわり期にはお口の中に「乳歯」と「永久歯」が混在します。
「永久歯」は「乳歯」よりも黄色味を帯びていて、前歯の先端はギザギザしています。
また生えてきたばかりの「永久歯」は、奥歯のかみ合わせの溝が深いのも特徴です。
生えたての永久歯は、「歯の表面が粗いため歯垢がつきやすい」、「歯質が未成熟で酸に弱い」さらに、「歯並びが凸凹しやすいためみがき残ししやすい」という特徴があります。
生えてきたばかりの永久歯を虫歯にしないためにも、みがき残しには特に注意が必要です。
さらにフッ素配合ハミガキを使い、歯科医院でのフッ素塗布をするなど、積極的に虫歯予防を行いましょう。


<歯並びに影響するクセに注意する>

「頬づえ」や「爪かみ」のクセを長く続けると、歯並びに影響することがあるのをご存知でしょうか?

自分で改善できるものについては、教えてあげ、クセがなくなるようにしたほうが歯並びが悪くなる可能性を小さくすることができます。

また、片方の顎ばかり使って食べ物をかむ「片がみ」のくせは、顔の形や歯並びにも影響する場合があるため、これにも注意は必要です。


歯並びを綺麗にすることは、お口のお掃除をしやすくし、汚れがたまりにくい環境をつくることができます。

生え変わりの前の、乳歯の時期からしっかりと管理してあげることは大切です。

わからないことなどあれば、いつでもご相談ください。



虫歯でなくても歯は溶ける?

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

前回は「ステファンカーブ」も説明させていただきました。

歯はpH5.4以下の環境におかれると溶けてしまう、というものです。

虫歯は、虫歯菌が作る酸によって歯についているプラークが酸性になり歯が溶けます。

虫歯以外でも、酸によって歯は溶けてしまい、それを「酸蝕症」と言います。

酸蝕症は、かつてはメッキ工場やガラス工場で酸性のガスを吸うことで歯が溶ける職業病、いわば特殊な疾患とされていました。
しかし、酸性の飲食物を過度に摂取する習慣を持つ人や胃酸の逆流をともなう疾患の増加により、酸蝕症患者も増加しています。
以前、「健康のために毎朝酢を飲んでいる」という患者さんのお口の中を見たことがありますが、やはり歯が全体的に溶けてきていました。
最近の専門家による調査では、程度の差こそあれ、成人の約1/4が酸蝕症であるという統計もあります。

酸蝕とは、口の外から入ってきた「酸」や身体の中からの「酸(胃液)」によって歯が溶ける病気です。
それらもpH5.5?5.7以下のものは歯の成分を溶かします。
う蝕と酸蝕の違いは、う蝕は口の中で糖から作られた酸が原因であるのに対し、酸蝕はそのままの形で入ってきた酸そのものが原因となるところです。


う蝕(虫歯)の場合は、プラーク中で酸が作られるので、歯が解けて穴となるのはプラークの付きやすい部分(歯の溝、歯と歯が隣り合う面や歯と歯茎の境目)で起こりますが、酸蝕は酸性の飲食物が口の中全体に広がりますので、溶ける範囲が広くまた浅いため気づきにくいものです。

酸によってエナメル質が溶かされると、歯の中の組織の象牙質が出てきます。

以前お話したように、象牙質はエナメル質よりも軟らかいため、出てきてしまったまま象牙質を放っておくと、お口の中の噛む力も加わり、歯がどんどんすり減ってきます。

歯がすり減ってしまうと、冷たいものがしみるようになります。

酸蝕症に特徴的なのは、歯全体が徐々に溶かされていくことで歯が薄くなり、先端部分が透けてくる点です。

薄くなった部分が欠け、先端がギザギザになることもあります。

他にも、エナメル質が溶けて歯が白濁、あるいは黄ばんで見えるといった症状もありますが、素人が外見だけで虫歯なのか酸蝕症なのかを正確に判断するのは難しいため、気になる方は一度ご来院ください。

治療は範囲が小さければ樹脂(CR)でつめものをするだけですみますが、範囲が大きい場合は被せ物をしないといけない場合もあります。

気になる方は早めにご来院ください。


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「酸蝕症」の画像検索結果

虫歯の原因 時間について2

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おはようございます。

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は「歯が溶けている時間」についてお話します。

食事のコントロールについてです。

この「歯が溶けている時間」について必要な「ステファンカーブ」についてお話します。

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これがステファンカーブと呼ばれるグラフです。

朝・昼・夜に規則正しく食事をとった場合の、口腔内(歯についているプラーク)のph( 酸性、アルカリ性の程度を示す値)の移り変わりを表すと、上のようなグラフになります。

最初は弱アルカリ性(正常値)だった口腔内が、朝食事をとると急激に酸性になり、お昼になるにしたがってまた弱アルカリへと戻す。そしてまた昼食をとると酸性になり、また時間とともに弱アルカリに戻るといった具合になっていると思います。 

つまり食事をとると口腔内は急激に酸性になります。だいたいpH5.4以下になると歯が溶け始めると言われていますので、食事をとった後しばらくの間、口腔内は酸で歯が溶けている状態ということになります。

しかし唾液にはこの酸性環境を弱アルカリ性(正常な状態)に戻す働きがあり、溶けはじめた歯の表面を再石灰化する力も持ち合わせています。

グラフを見ると唾液の力により時間とともに酸性になった口腔内がアルカリ性へと戻っていくのがわかりますね。

ちなみにこの唾液の作用は緩衝能(かんしょうのう)と呼ばれています。

緩衝能の力にも個人差があり、また唾液の量が多い人ほど虫歯にもなりにくいと言われています。


しかし、朝・昼・夜の決まった食事以外に間食をしてしまうなど、規則正しい食生活ではない人のステファンカーブは、下のグラフがそれを表しています。

このように、間食をたくさんすることで、歯を溶かしている時間を長く作っていることになり、
歯は再石灰化をする間もなく溶けている→虫歯になる
といったことになります。

虫歯予防に、食事のコントロールも大切なことがおわかりいただけたでしょうか?


このように虫歯になりやすいかどうかは、色々な原因が関係しています。

一度削ってしまった歯は戻りません。
予防がとても大切です。

定期的に検診を受け、予防を大切にしていただくことが、将来歯を長く持たせる方法です。

ぜひ定期的にご来院ください。

虫歯の原因 時間について

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こんにちは。

沢田です。

虫歯になる原因のお話の最後は「時間」についてです。

ここでの「時間」は原因の考え方の二つ分けられ、「唾液が出にくくなる時間」と「歯が溶けている時間」
、この二つについてお話します。
 

まずは「唾液が出にくくなる時間」です。
以前、歯が溶ける脱灰についてお話しました。

歯が溶けるのは歯についているプラーク(細菌の塊)のpHが5.5以下になると溶け始め、
唾液(つば)がこの酸性の環境を中性にもっていき、再石灰化を促しています。

歯が溶けた状態から元に戻るには、唾液はとても大切な働きを担っています。
この唾液が少ないと歯は再石灰化しにくく虫歯になりやすいと言えます。

この唾液が少なくなる時間は、夜寝ているときです。
そのため、寝る前はとくに注意が必要です。

「夜、寝る前は歯ブラシをしたら何も口に入れない」ということは大切な虫歯予防になります。


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次回はもうひとつの「歯が溶けている時間」についてお話します。

虫歯になりやすい食べ物

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おはようございます!

沢田です。

今回は虫歯の原因の「食べ物」についてです。
どんな食べ物が虫歯の原因になりやすいものなのか、というと

原因菌の餌となる「糖分が多く含まれて」いて、「歯にくっつきやすく」、「長時間お口の中に残るようなもの」は、必然的に虫歯の発生リスクが高くなります。

【虫歯になりやすい食品】
甘くてくっつきやすいもの
・キャラメルや飴
・グミ
・ケーキ
・チョコレート
・アイスクリームなど

口の中に残りやすいもの
・ポテトチップス
・ウエハース
・クッキーなど
です。

そして歯が溶ける「脱灰」は酸によって起こされるため、虫歯菌が作る酸でも歯は溶かされますが、もともと酸性の食べ物でも溶けてしまいます。

酸性の高い飲み物
・グレープフルーツジュース
・飲むヨーグルト
・スポーツ飲料
・栄養ドリンク
・ワインやビール
・お酢(黒酢ドリンクなど)など

また、食べ物以外にも、飲み物にもたくさんの糖分が含まれていることが多いため、注意が必要です。
実際入っている糖分を角砂糖に換算してみると、たくさんの糖分が入っていることがわかります。

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お菓子類でなくても、虫歯菌が酸を作る材料のショ糖(スクロース)が入っているものは、虫歯の原因となるため、注意が必要です。

また、最近お菓子に使われている「キシリトール」は代替甘味料というもので、甘いですが虫歯の原因にはなりません。
虫歯になるかどうかは、「甘いかどうか」では一概には言えないということです。

ご自身が食べている食べ物を振り返っていただき、いかがでしたか?


虫歯になりやすい環境

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おはようございます。

沢田です。

今回は虫歯になりやすさに関係する、「虫歯菌の数」についてです。

虫歯菌の代表は「ミュータンスレンサ球菌」です。

お口の中には、健康な状態でも200種類以上の細菌がその数、数十億という単位で生息しています。
その中でもいい菌と悪い菌の割合が問題になります。
悪い菌が比率として多ければ当然虫歯や歯周病にかかりやすくなります。
細菌の中には虫歯菌や歯周病に悪い影響を及ぼす菌以外にも、影響を及ぼさない細菌が存在し口腔内のバランスを保っています。
そもそも赤ちゃんの口の中には虫歯菌はいませんが、幼児期にどんな細菌を周囲の大人から感染させられるのかで、将来、虫歯や歯周病になりやすいか、そうでないのかが決定します。
お口の中の細菌叢は一人一人異なり、悪い菌の比率も個人個人で異なります。
虫歯菌の代表であるミュータンスレンサ球菌は、赤ちゃんのうちは口腔内に存在しません。
歯が萌出して離乳食が始まると、周囲の大人(ご両親やおじいさんおばあさん)が自分が使用した箸やスプーンを使ってお子さんに食べさせたり、噛み与えをすることで感染してしまうのです。

この時期(3歳くらいまで)に感染する機会がなければ、それ以後は感染する可能性はかなり低くなりその後の予防が楽になります。
このいい菌と悪い菌のバランス(専門的には口腔内細菌叢といいます)は、椅子取りゲームのようなもので、最初にいい菌がたくさん定着すると悪い菌が定着しずらくなるという構図があり、もちろん逆もあります。
また完成された細菌叢のバランスは容易にくずれることはなく、後からミュータンスレンサ球菌が進入してきたとしても定着することは少なく、ヒトが固有の口腔内細菌叢を獲得する時期は感染の窓と言われる生後1歳7か月から2歳7か月ですので、この間にそれぞれの口腔内細菌叢のパターンが形成されます。
したがって、お口の中の悪い菌であるミュータンスレンサ球菌の割合はこの時期に決定されるのです。
この生後1歳7か月から2歳7か月までの間、悪い菌の感染を防ぐことができれば、お子様を虫歯の危険からかなりの確率で守れるということになります。
そのため、妊産婦のお母さんはお口の中を清潔に保ち、お母さん自身の口腔内細菌叢の改善をしておくこと、また大人が使ったスプーンやお箸を共有しないこと、が大変重要なのです。

この虫歯菌の数が平均より多いのか少ないのか、というものも「細菌検査」というもので判断できるため、ご興味があれば一度ご相談ください。

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虫歯に対して強い歯と弱い歯

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こんにちは。

沢田です。

今回からは、虫歯へのなりやすさの要因についてみていきます。
 
虫歯のメカニズムは簡単に説明すると、虫歯菌が酸を作り出し、その酸によって歯が溶かされて穴があいてしまう、というものです。

この酸に対して歯が強いか弱いかにより、溶けやすいかどうかは変わってきます。
歯の一番外側のエナメル質、その下の象牙質が生まれつき、うまく石灰化せず、歯質が弱い方がいらっしゃいますが、このような場合は特に注意が必要です。
通常よりも歯が弱く、虫歯になりやすいと言えます。

そして、虫歯になりにくい歯を作るということで今注目されているものがあります。
それはフッ化化合物、一般的に「フッ素」と呼ばれているものです。

世界中でフッ化物が使用されており、最も有効性が確立されているのが、虫歯予防の目的なのです。

1990年の調査で、アメリカなどの口腔保健の先進国では90%を超える普及率を誇り、日本でも近年になってフッ素が含まれている歯磨き粉やスプレーなどのケア用品のシェアが上昇しています。

しかし、どのケア用品も日本の薬事法によりフッ化物の濃度は1500ppm以下に規制されています。(2018年現在)

また、歯科医院でしっかり歯の汚れを落とし、フッ化化合物を直接歯の表面に塗布することにより、効果の高い虫歯予防を行うことができます。
歯科医院で使用できるフッ化化合物は市販されているケア用品と比べて濃度が高くなっているので、より良い効果が期待されます。

では、フッ化物を使用することの有効性はどのようなものでしょうか?

フッ化化合物を使用することによる虫歯予防のメカニズムは、エナメル質にフッ化物が沈着することによる歯の再石灰化の促進と、歯垢中へのフッ化物の蓄積により抗菌作用を与えます。
そしてフッ化物の蓄えとして機能することよって、虫歯菌が歯への侵襲時に脱灰の抑制とともに再石灰化を促進させます。

このように、フッ素は使わない場合に比べ、虫歯になりにくい歯を作ってくれるのにとても有効です。


みなさんも、普段はフッ素入りの歯磨き粉を使い、何ヶ月かに一度は来院していただき、濃度の高いフッ素を塗っていただければと思います。



虫歯の原因

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おはようございます!

沢田です。

今日から虫歯についてお話します。

虫歯の原因にはいくつかあります。

たくさんの患者さんをみてきて、こう思うことがあります。

「けっこう汚れもついているお口なのに虫歯が少ないな」と。

患者さんの中にも、「頑張って歯ブラシしてても虫歯になる」という方もいらっしゃいます。
実際歯ブラシが当たっていなくて汚れもついている方もいらっしゃいますが、なぜでしょう?

これは虫歯に関係している要因がいくつかあるからです。

それは「歯質(歯の強さ)」「細菌(虫歯菌の数)」「食物」「時間」と言われています。
これを「カイスの輪」と専門的な用語で言います。
https://www.ohsakicity.dental/wp-content/uploads/2017/01/%E8%99%AB%E6%AD%AF%E3%81%AE4%E5%A4%A7%E8%A6%81%E5%9B%A0-300x225.jpg 
また次回から細かくみていきますが、たとえば、同じくらいの量の汚れ(プラーク)がついていると思っても、歯質が虫歯に対して強い人、弱い人では虫歯になりやすいかどうか、が違ってきます。

次回から詳しくお話していきますね。




永久歯と乳歯の違い

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おはようございます。

沢田です。

今までは歯の構造についてお話しました。

今回は「乳歯」と「永久歯」の違いについてです。

大きく違うところは、色、大きさ、歯の構造の大きさ、の違いです。

「永久歯 乳歯」の画像検索結果


まず、色は乳歯のほうが、永久歯に比べ、白い色をしています。
たまに「大人の歯の色が黄色い」と質問されますが、それが正常です。
ちなみに、大人の歯は象牙質がだんだん厚くなってくるため、徐々に色は黄色っぽくなっていきます。

大きさは、おわかりだと思いますが、乳歯のほうが小さいです。
そのため、乳歯の時期には歯と歯の間には隙間があったほうが、大人の歯が並ぶスペースを確保しやすいため、歯並びがよくなる傾向があります。

最後に、歯の構造の違いです。
乳歯も永久歯と同じようにそれぞれのパーツの名前も構造もほぼ同じです。
しかし、乳歯のエナメル質・象牙質の厚みは永久歯の半分程度と薄くなっています。
また、乳歯は永久歯にくらべ石灰化が不十分であるため、歯は虫歯に対してとても弱い構造をしています。
そして歯の大きさに対して歯髄腔(歯髄の部屋)の大きさの割合が大きくなっているため、虫歯は神経に到達するスピードも速いと言えます。


また「歯の生え変わり」について詳しくお話しますが、子供の歯は抜けるから虫歯になっていいという考えは間違っています。
乳歯の頃から虫歯を作らないことが、将来のお子さんのお口の健康につながります。


お子さんのお口の中のことで気になることがあれば、ぜひご来院ください。

エナメル質の再石灰化

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こんにちは。

前回はエナメル質について書きました。
今回はそのエナメル質に関係する、「再石灰化」についてお話します。

「再石灰化」とは、お口の中で常に起きている現象で、歯を脱灰(歯が溶けること)から守る唾液の自然治癒のメカニズムです。

歯は「溶ける→再石灰化」を常に繰り返し、硬さを保っています。
では、どんなときに溶けているのでしょうか?

歯には臨海pHという基準があります。
pHとはあの小中学校の理科でやった酸性アルカリ性、などのあれです。

臨界pHとは、歯質がミネラルの喪失を起こす(歯が溶け出している)もっとも高いpHの値で、象牙質でpH6.0?6.2、エナメル質でpH5.5以下です。
歯の表面は食後、酸性の脱灰の領域(pH値が低くなり歯がとける段階)に入ります。

このpHはどこのpHのことを言っているかというと、プラーク(歯垢)のpHです。
プラークについてはまた後日詳しくご説明しますが、歯についている細菌の塊のことです。

プラーク溶液中のpHが5.5以下に低下すると、エナメル質の構成成分であるハイドロキシアパタイトが唾液やプラーク溶液中に溶けだします。
この状態を「脱灰」と言います。

脱灰が起こると、唾液がカルシウムイオンとリン酸イオンを補給し、エナメル質の結晶(ハイドロキシアパタイト)を新しく形成し、元の健康な状態に戻す現象です。

再石灰化を促進するためには、プラーク(歯垢)をしっかり落とすこと、唾液が歯の表面に十分に接触するようにしておくことです。

また、お口の中ににフッ化物イオンが存在すれば、耐酸性の強いフルオロアパタイトが生成されます。
通常より歯が強くなるということです。

このようなことからもフッ素は虫歯に対し、とても有効だと言えます。

なお、食事回数の増加は、継続的なpHの低下を持続させてしまいます。
その結果、脱灰時間が延長して虫歯のリスクを増加させることから、規則正しい食生活習慣というものはとても大切になってきます。

この辺りは虫歯のメカニズムにも大きくかかわっています。
また後日、書いていこうと思います。

歯は何本ありますか?

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こんにちは。

突然ですが、みなさんのお口の中に、歯は何本ありますか?

お子様がいる方は、お子さんのお口の中に、何本あるでしょう?

虫歯や歯周病で抜歯した、乳歯が抜けた、癒合歯、癒着歯、先天欠損、このようなことがなければ
通常の歯の本数は

永久歯 28本(親知らずが全部あれば32本)
乳歯   20本

です。

当たりましたか?

意外と多いね、と患者さんに言われたことがあります。

確かに、数だけ見れば28本もあれば1本くらいなくても噛めそうですね。

しかし、歯の形が全部違うからには全部に違う役割があります。
(大きく分けると4つの形があります。)1本ないだけでも他の歯にも影響してきます。

次回から、歯の形や役割についてお話していきます。



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