山形県酒田市の歯医者│沢田歯科医院│予防に重きを置き地域の皆様のお口の健康を守ります

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口腔ケアとメタボリックシンドローム

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回はメタボリックシンドロームと口腔ケアについてお話しします。


メタボリックシンドロームとは、肥満をきっかけに動脈硬化のリスクが相乗的に高まっている状態をメタボリックシンドロームと言いいます。
メタボリックシンドロームの診断基準のうち、陽性項目が多い人は、歯周病のリスクが高まるという報告があります。

メタボリックシンドロームってなに?
 資質や糖質の多い食習慣、運動不足といった生活習慣を続けていると、徐々に内臓の周囲に脂肪(内臓脂肪)が蓄積していきます。
過剰となった内臓脂肪からは炎症物質などが放出されるようになり、その結果、インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪くなり血糖値が下がりにくくなる)が引き起こされて血管の状態が悪化し、動脈硬化の危険因子となる糖尿病や脂質異常症、高血圧症などが重複して生じるようになります。
こうした内臓肥満をきっかけに動脈硬化のリスクが相乗的に高まったいる状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。
 メタボリックシンドロームの診断基準は、内臓脂肪の蓄積の程度を見る「ウエスト(へその高さ)の周囲径」に加え、「血中脂質値」「血圧」「血糖値」のうち2つ以上が一定の数値を超えることが条件となります。

メタボリックシンドロームになるとどういう症状が出るの?
 メタボリックシンドロームはそれだけの状態であれば基本的には無症状です。
しかし、放置すると糖尿病や脂質異常症をはじめとした代謝性疾患や、高血圧症を発症し、ひいてはそれらを基盤として発症する冠動脈疾患(虚血性心疾患)、脳血管障害(脳卒中)などを引き起こす可能性が高くなります。
つまり、重症化するまで自覚症状がないことが一番の危険であり、症状がない間にも動脈硬化は着々と進んでいるのです。
・冠動脈疾患(狭心症、心筋梗塞など):運動負荷時の息切れ、胸痛
・脳血管障害(脳梗塞、脳出血など):四肢の麻痺、構音障害
・糖尿病の合併症:失明(糖尿病網膜症)、手足のしびれ(糖尿病神経障害)、むくみ全身倦怠感(糖尿病腎症)
・その他の血管の病気:歩行した時の足の痛み(抹消動脈疾患)激しい足先の痛みと腫れ(痛風)


このように、症状はなくても放っておくと様々な健康への害があります。

次回はメタボリックシンドロームの予防や、口腔ケアとの関連についてお話しします。



口腔ケアと認知症

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こんにちは!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。


前回は認知症についてお話ししました。
今回もその続きについてお話しします。

認知症は予防できるのでしょうか?
認知症を予防するには、生活習慣病(糖尿病、高血圧、脂質異常症)の改善が大切です。
特に、糖尿病の有無は認知症との関連が大きいと言われています。
糖尿病の人は血管性認知症に約2.5倍、アルツハイマー型認知症に約1.5倍なりやすくなります。
このほか、バランスのとれた食事、適度な運動習慣、禁煙なども有効です。
アルコールの是非については意見が分かれるところですが、大量の飲酒やおつまみだけの食事になることでビタミンB1不足になると、ウェルニッケ脳症(意識障害や眼球運動の異常などが現れます)を発症して認知症になることがあります。
また、アルツハイマー型認知症の人が脳梗塞を併発した、肺炎になった、転倒して足を骨折したなど、病気やけがを合併すると認知症はどんどん悪くなります。
動けていた時は気付かなかった脳の変化が、骨折をきっかけに表面化しやすくなります。
日常の過ごし方としては、一人でぼんやりする時間を減らし、人と話したり、体を動かしたりすることが大事です。
刺激の多い生活をできるだけ心がけましょう。


◎口腔ケアと認知症
高齢になると歯や口の機能が低下し、それがさまざまな病気を引き起こす要因になります。
認知症もその一つです。
噛むことが脳の活性化につながることは知られていますが、歯の喪失はアルツハイマー型認知症のリスクを高めることも明らかになっています。
歯を失う主な原因は歯周病とう蝕です。
中でも歯周病は糖尿病と密接な相互関係にあることに注目です。
歯周病の人は糖尿病が重症かしやすく、逆に糖尿病の人は歯周病が重症化しやすくなります。
認知症と糖尿病も同じような関係性にあることを考えると、歯周病で糖尿病が悪化することによって認知症も増悪するという悪循環に陥る可能性があるのです。
最近では、国立長寿医療研究センター、名古屋市立大学などの研究グループによって、血液を介して脳内に入り込んだ歯周病原因菌がアルツハイマー型認知症の原因の一つであるアミロイドβ蛋白を増やし、認知症を悪化させることがわかってきました。
認知症においても歯周病予防や歯の喪失防止はとても重要なのです。


このように、口腔ケアは認知症への予防にも大きく関わります。

定期的な口腔ケアをご希望の方はご連絡お待ちしています。

口腔ケアと認知症

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回からは認知症についてお話しします。


認知症は、後天的な理由で起こる脳の機能障害です。
認知機能が不可逆的に低下し、生活がしづらくなります。
噛むことが脳の活性化につながることは知られていますが、歯周病やう蝕(むし歯)による歯の喪失は、アルツハイマー型認知症のリスクを高めることも明らかになっています。

認知症は後天的な理由で起こる脳の機能障害です。
生まれ変わった脳の発達障害などとは異なり、脳の神経細胞が死ぬことでそれまで正常に保たれていた認知機能が不可逆的(元に戻ることがない)に低下し、生活がしづらくなる状態をいいます。
認知症にはいくつかタイプがあり、「アルツハイマー型認知症」「血管性認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」が4大認知症といわれています。
このうち最も多いのが全体の7割り近くを占めるアルツハイマー型認知症です。
次いで約2割の血管性認知症、そしてレビー小体型認知症が含まれる例があることがわかり、その割合は変化しつつあります。
このほか、アルコール性認知症、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫などの疾患による認知症などがあります。

認知症になると、脳ではタイプによって下のような変化が起きています。

「アルツハイマー型認知症」
主な症状は、物忘れです。
脳内にアミロイドβなどのたんぱく質が蓄積して脳の神経細胞が壊れ、脳全体が萎縮する病気です。
緩やかに進行するのが特徴。
物忘れから始まり、徐々に介助を要したり意思を伝えられない状態になります。

「血管性認知症」
主な症状は、障害を受けた部位によって症状はさまざま。
脳梗塞や脳出血などの病気によって酸素が脳に運ばれなくなり、一部の神経細胞が死滅する。
脳血管に変化が起こるたびに急激に悪くなり、段階的に進行します。
中には脳全体の細かい血管が傷んでしまい、認知機能が徐々に低下するタイプ(ビンスワンガー病)もあります。

「レビー小体型認知症」
主な症状は、幻視、パーキンソン症状、睡眠時の異常行動
レビー小体というたんぱく質が大脳皮質に広がり、認知症や神経症状、幻視などさまざまな精神症状を引き起こします。
症状に変動性があり、調子が悪いときと悪い時の差が激しいです。
急激に進行することもあります。

「前頭側頭型認知症」
主な症状は、人格の変化、無関心、無気力、感情の抑制が効かない、などがあります。
タウやTDP-43などのたんぱく質の蓄積などによって、脳の前頭葉や側頭葉の神経細胞が徐々に萎縮していきます。
発症率は低いですが、万引きなどの反社会的行動や人格の変化から症状が始まることがあります。


次回は認知症の続きのお話をしていきます。

口腔ケアと糖尿病

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こんにちは!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

だんだん暑くなってきましたね。
体が疲れると、歯ぐきが腫れたり症状が出てくることがありますので、
なにか気になることがあればいつでもご連絡ください。

今回は、前回の続きで、糖尿病についてお話しします。



糖尿病の予防や改善はできるの?

糖尿病の予防には、肥満を解消させることが大切です。
まずは食事や運動習慣を見直してみましょう。
基本は、脂肪を控え、多様な食品をバランスよく、腹八分目に食べること、日常生活の活動量を増やすことです。
なお、欠食は次の食後の高血糖につながりやすくなります。
例えば、朝食を抜くと昼食後の血糖値が、朝食と昼食を抜くと夕食後の血糖値が急上昇します。
夕食だけ食べた場合の上がり方は特に顕著に上がります。
欠食することで1日の摂取カロリーは減るかもしれませんが、食事は一日三食摂取するのがおすすめです。

血糖値スパイクとは?
食後の血糖値は、健康な人の場合、食後30分くらいでピークになり、2時間くらいでまたもとに戻る動きをします。
ところが、食後一気に血糖値が急上昇した後、短時間で降下することがあります。
この状態を「血糖値スパイク」と呼びます。
問題なのは血糖値スパイクが糖尿病の人に限らず、正常型の人でも起きている可能性があるということです。
検診時の空腹時血糖値やHbA1cだけでは、血糖値スパイクの有無は把握できないからです。
こうした血糖値スパイクを繰り返していると、血管を傷める物質が作られ血管が傷ついて、動脈硬化や2型糖尿病の発症などのリスクを高めます。
食後に強い眠気や集中力の低下、頭痛などがみられる場合には、もしかすると血糖値スパイクが生じているのかもしれません。
大切なのは、血糖変動のクス内良質なHbA1cを保つということです。


口腔ケアと糖尿病
歯周病は糖尿病の重大な合併症の一つです。
これは高血糖によって感染を防御する力などが低下し、歯周病原因菌の増殖を制御できなくなるためです。
血糖コントロールがうまくできないことが歯周病を悪化、重症化しやすくします。
実際、糖尿病の人は歯周病に2倍以上かかりやすくなることがわかっています。
逆に、歯周病が重症であるほど血糖コントロールの状態も悪くなります。
歯周病の治療で歯周組織の慢性炎症が改善するとインスリンの働きがよくなり、HbA1cが0.4-0.7%低下すると報告されています。
定期的をに受けるお口のクリーニングを受けることは、糖尿病の人や糖尿病予備軍の人にとってとても大切なことです。

全身の健康のためにも、定期的にクリーニングを受けましょう!


口腔ケアと糖尿病

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回からは、糖尿病についてお話しします。

糖尿病は、インスリンがうまく作用しないことで、慢性的に高血糖になってしまう疾患です。
歯周病は糖尿病の重大な合併症の一つであるとともに、歯周病が重症であるほど血糖コントロールの状態も悪くなります。


糖尿病とはどんな病気なのでしょうか?

私たちが普段食事でとっている糖質(炭水化物)は、消化管の酵素で分解されてブドウ糖になった後、血液中に吸収されて全身の細胞のエネルギー源になります。
このとき、ブドウ糖を細胞へ取り込むのを助けているのが、膵臓から分泌される「インスリン」というホルモンです。
糖尿病はこのインスリンがうまく作用しなくなることで、慢性的に血液中のブドウ糖の濃度が高く(高血糖)になってしまう病気です。

糖尿病は、その成り立ちから「1型糖尿病」「2型糖尿病」「その他の特定の機序、疾患によるもの」「妊娠糖尿病」の4つのタイプに分けられます。
このうち90%以上を占めているのが2型糖尿病です。
2型糖尿病は遺伝的な要因(遺伝因子)に過食や運動不足などの生活習慣(環境因子)が組み合わさって発症します。
血液検査で「糖尿病型」に分類され一定の条件を満たすと、糖尿病と診断されます。

糖尿病になるとどんな症状が現れるのでしょうか?
糖尿病はその初期や軽症であればほとんど自覚症状が現れません。
高血糖が続くうちに、口の渇き、多飲(飲水量が多い)、多尿(尿量が多い)、体重減少といった特徴的な症状がみられるようになります。
また、糖尿病をそのまま放置しておくと血管が傷つき、細い血管や神経に障害が起きたり(細小血管障害)、太い血管に動脈硬化が生じたり(大血管障害)して、さまざまな合併症を引き起こします。
合併症が重症化すれば、失明や人工透析、足の切断など深刻な事態に陥る原因になります。
血糖値が著しく他覚緊急性のある状態(高血糖緊急症といいます)では、意識障害を起こすこともあります。

こうした糖尿病合併症を進行させないためには、血糖、血圧、コレステロール値の改善と禁煙が大切です。
定期的な健診や眼科受診で早めに治療を開始し、重症化を防ぎましょう。

次回はもう少し、糖尿病についてお話しします。

口腔ケアと脳卒中

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。


前回、脳卒中のお話を途中までしましたので、今回はその続きからお話しします。


脳卒中を防ぐには「動脈硬化の予防」が重要です。
予備軍となる危険因子の治療はもちろん、生活習慣の改善がポイントになります。
「塩分を控え、バランスの良い食事をとること」
「適度な運動習慣をもつこと」などです。
また、血栓予防のためにこまめに水分補給をするようにしましょう。
水分補給を我慢しすぎると脳梗塞のリスクになります。
就寝前、起床時、お風呂上りなどに「コップ1杯の水」がおすすめです。
いわゆる脳卒中家系の人も、食生活を見直すことで予防は可能です。
ただし、脳動脈瘤には遺伝性があります。
親や祖父母、兄姉妹にくも膜下出血を起こした人がいる場合は、一度検査をうけておくとよいでしょう。

季節と脳卒中
熱くなると熱中症、寒くなるとインフルエンザ・・・というように、気症の変化に関係があると考えられる病床の総称を「気象病」といいます。
実は脳卒中も気象病と無関係ではありません。
暑い夏は体から水分が失われ血液がドロドロになって血栓ができやすく(脳梗塞)、寒い冬は血圧の上昇で血管が切れやすくなる(脳出血)からです。
心房細動が原因の脳梗塞もやはり冬場に多い傾向があります。
また、晩春などの季節の変わり目には脳梗塞やくも膜下出血が、1日の温度差が10℃以上あるときには脳梗塞が起こりやすいことも知られています。
深部体温を一定に保つ必要がある私たちは、気温差が激しいと体への負担が大。
毎日の気象情報にも体調管理のヒントが隠されているのです。

性別・年齢と脳卒中
脳卒中は動脈硬化が進行した中高年に発症しやすく、脳出血は男性に、脳梗塞やくも膜下出血は女性に多くみられます。
特にくも膜下出血では女性は男性の約2倍。
くも膜下出血は発症すると、およそ半数は死亡してしまい、社会復帰できるのは約1/3くらいと、かなり重篤な状態になる怖い疾患です。
脳出血が男性に多いのは、一般に活動的で無理をしやすい傾向があり、血圧が上がりやすいことが考えられます。
喫煙、多量多飲する人が多いのも一因でしょう。
また、男性は重症化することが多く、脳梗塞の死亡率も男性のほうが高くなります。
一方、くも膜下出血が女性に多いのは、動脈瘤の形成に女性ホルモンの関与が考えられるからです。
女性の社会進出で社会的なストレスが増えている影響もあるのかもしれません。

口腔ケアと脳卒中
歯周病は血液疾患、呼吸器疾患のほか全身に様々な影響を及ぼし、脳卒中との関連も注目されています。
問題になるのは歯周病原因菌。
歯周病やう蝕を放置することで、歯肉からの傷が血管内に入り、心臓の弁に菌が付着すると感染性心内膜炎という病気になるだけでなく、その菌が血液を介して脳に流入して、細菌性の脳動脈あ瘤をつくることがあります。
厄介なことにこの細菌性脳動脈瘤は、脳の細い血管にできやすく、脆く破裂(くも膜下出血)しやすいのです。
歯周病は首の動脈(頸動脈)の動脈硬化を引き起こす可能性も指摘されています。
さらに脳卒中を発症後には、麻痺や筋力の低下で歯磨きが難しくなることも多くなります。
歯科通院による歯周病対策は、脳卒中の予防・再発を防止するうえでとても重要な意味をもつのです。

お時間があればぜひ口腔ケアで脳卒中を予防しましょう。

オーラルケアと全身疾患

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回から、お口のケアに関係する全身の病気についてお話します。

・脳卒中
・糖尿病
・認知症
・メタボリックシンドローム
・狭心症、心筋梗塞
・関節リウマチ

についてお話しします。


今回は「脳卒中」についてお話しします。

脳卒中は、突然発症する脳血管の病気の総称です。
歯周病との関連も注目されており、歯周病やう蝕(むし歯)を放置することで、感染性心内膜炎を招いたり、細菌性脳槽脈瘤を作ることがあります。
細菌性脳動脈瘤は、脳内の細い血管にできやすく、脆く破裂して、くも膜下出血を起こしやすくなります。

脳卒中にはいくつかタイプがあり、
?血管が詰まる「脳梗塞」
?血管が切れる「脳出血」
?主に脳動脈瘤が破裂して起こる「くも膜下出血」の大きく3つに分けられます。

その主な原因になるのが「動脈硬化」です。
動脈硬化とは、動脈内壁に傷がつき、それを修復しようと炎症細胞が集まることで、血管の壁が厚みを増していく現象をいいます。
動脈硬化が起こると、おかゆのような物質や血管の内側が徐々に細くなったり、血管が詰まりやすくなったりします。
また、血管の壁が厚く硬くなって血液が流れにくくなるため、それに打ち勝とうとして心臓が頑張り、血圧を上げます。

この状態で、
髪の毛より細い血管がつまってしまうと→脳梗塞
血圧の上昇に血管が耐え切れなくなると→脳出血
が起こります。
ただし、動脈硬化は血管壁に均一に起こるわけではありません。
ところどころ血管の壁に薄い部分ができ、そこに血流の圧力がかかると風船のように膨らんで動脈瘤という「こぶ」ができます。
この脳の動脈瘤が破裂すると→くも膜下出血 となります。

脳卒中の代表的な症状には次のようなものがあります。

脳梗塞の場合
片側の手足の麻痺やしびれ、ろれつが回らない、言葉が出ないなどの症状が多く、痛みが出ることはほとんどありません。

脳出血の場合
脳梗塞と同じような症状がみられたりしますが、症状がより重度で、意識障害を伴うことも。収縮期血圧gあ200mmHgを超える高血圧や、嘔吐、けいれん発作などの随伴症状が現れることもあります。

くも膜下出血の場合
ハンマーで殴られたような突然の激しい頭痛が最大の特徴で、嘔吐したり、意識がもうろうとしたりすることも多いです。頭痛や嘔吐を伴い、食欲が落ちて食事がとれない場合は要注意です。

以下のような脳梗塞の「前兆」にも注意が必要です。
脳梗塞の場合、一次的に症状が現れ、多くは数分から数十分で元に戻る前触れ発作がおこることがあります。これを「一過性脳虚血発作」といいます。
放っておくとそのあとに脳梗塞を発症する危険が高いので、できるだけ速やかに病院を受診しましょう。

長くなりましたので、次回もう少し脳卒中についてお話しします。


こんばんは!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は歯周病菌を減らすことによって新型コロナウイルスの予防ができるという記事を読んだので、ご紹介します。


歯周病は、口の中の歯周病菌に感染することで発症します。
われわれの口腔内には400種類近い細菌が存在していて、その数は100億を超えるといわれています。
そのうち、プロフィロモナス・ジンジバリス(P・g菌)、アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス(A・a菌)、プレボテーラ・インテルメディア(P・i菌)など数十種類の細菌が歯周病の原因菌として知られています。

うした歯周病菌が歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)に蓄積して増殖すると、歯肉が炎症を起こして腫れたり、出血しやすくなります。
さらに進行すると歯周ポケットが深くなり、歯を支えている歯槽骨が溶けて歯がぐらつき、最後は抜け落ちてしまいます。

歯周病によって問題が起こるのは歯だけではありません。
近年、糖尿病、誤嚥性肺炎などの呼吸器疾患、心臓疾患、認知症といった多くの全身疾患との関連が指摘されていて、インフルエンザなどのウイルス性疾患にもかかりやすくなると言います。


■口の中は受容体が多い

われわれの口腔内ではウイルスレセプターと呼ばれるウイルスが吸着する受容体がいくつも発現します。
口腔内に入ったウイルスは、そのレセプターを介して細胞内に侵入し、増殖していきます。
通常、喉など口腔内のレセプターはタンパク質からできている粘膜で保護されています。
しかし、歯周病菌はプロテアーゼというタンパク質を加水分解する酵素を産生し、保護している粘膜を破壊してしまいます。
その結果、口腔内のウイルスレセプターが露出して、感染しやすくなってしまうのです。

 新型コロナウイルスは「ACE2受容体」というレセプターにくっついて細胞内に侵入します。
ACE2受容体は上気道での発現は比較的少ないといわれていますが、海外では「ACE2受容体は口腔内の粘膜、とりわけ舌に多く発現している」との論文報告があります。
歯周病菌がつくり出すプロテアーゼが、新型コロナウイルスの細胞内侵入をサポートする可能性があります。

 また、歯周病によって起こる「炎症」がウイルス感染を助長するともいわれています。
周病菌は内毒素を放出するため、歯肉などの歯周組織や粘膜に慢性的な炎症を引き起こします。
炎症によって歯肉の血管が傷つくため、口腔内の細菌やウイルスが体内に侵入しやすくなります。

 また、新型コロナウイルスが吸着するACE2受容体は、炎症が広がるほど多く発現するといわれています。
ACE2受容体はそもそも炎症が起こった際に細胞を保護する働きがあるため、炎症があると増えるのです。

歯周病と新型コロナウイルスの関連性は現時点ではまだはっきりしていませんが、可能性の芽は摘んでおいた方がいいと思います。

歯周病の予防や悪化を食い止めるためには、原因となる歯垢をしっかり取り除き、口の中の歯周病菌を減らすのが何より大切です。
そのためには、最低でも朝晩は正しくブラッシングして、口腔内を清潔な状態に保つことです。
また、普段の生活の中でストレスをため込まないことも大事です。
口腔内環境の改善につながりますし、何よりウイルスから身を守ることにもつながるからです。

通常のハブラシだけで磨けない部分も歯医者さんで綺麗にしませんか?

よく噛むことと健康

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は「噛むことがなぜ健康につながるか」という話の一部についてお話しします。

噛むことにより様々な健康への効果が発見されています。


今回は、人前で気になる「口臭」や「滑舌の悪さ」への予防についてお話しします。

口の周りの筋力の低下は、人前で気になる2つのことに深く関連しています。
ひとつは「口臭」、もうひとつは「滑舌」です。

口臭は腐敗によって発生します。
口の中には、300〜700種類の細菌が生息しているといわれています。
その数、1000〜2000億個。
歯みがきをまじめにしていない人は、4000〜6000億個もあります。
口内細菌にも体にいい善玉菌と悪さをする悪玉菌がありますが、バランスがとれているときは、悪玉菌はおとなしくしています。
ところが、体調がくずれたり、不摂生などでバランスが崩れて悪玉菌が増えはじめると悪臭を放つようになります。
それが、いわゆる気になる口臭です。

バランスが崩れる理由は、何といっても唾液の減少です。
唾液が十分に分泌されないことで悪玉菌を除去しきれなくなり、増殖させてしまうのです。
噛むことで唾液力が高まれば、口臭は改善できるし、予防することも可能です。
口臭が気になりはじめたら、ドライマウス(口腔乾燥症)の可能性もあります。
これも原因は唾液量の減少です。
悪化すると舌がひび割れたり、痛みを感じるようになったり、味覚がおかしくなったり、発音が悪くなったりするなど、日常生活に支障をきたすようになるので注意しましょう。
ドライマウスは、オーラルフレイルの初期段階に発症するともいわれています。

また、口の周りの筋肉が衰えると、滑舌も悪くなり、舌もまわらなくなります。
話すことは、口、舌、のどの筋肉の複合動作です。
筋肉がスムーズに動けば、自分の思い通りに発音することができます。
滑舌の悪さは、最初に自覚できるオーラルフレイルの症状といわれています。
「かきくけこ」「さしすせそ」「たちつてと」「らりるれろ」が言いづらくなったら、要注意です。
口の機能が衰えている可能性があります。
滑舌が悪くなることの最大のデメリットは、うまく話せなくなることで、人と会ったり、人がいるところへ出かけなくなったりすることです。
社会との接点が少なくなると、老人性うつ病を発症するきっかけにもなります。
そうなる前に、噛むことでお口周りの筋肉を鍛えましょう。
口やあご、そしてのど周りの筋肉をほぐして、滑舌が悪くならないようにしましょう。

噛むことには上の2つ以外にもたくさんのメリットがあります。
ゆっくり噛むことでお食事を楽しみながら、健康維持に努めましょう!

口腔ケアは感染予防法となる

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

とうとう酒田市でも新型コロナウイルスの感染者が出ましたね。

早く無事に治るといいですね。

感染予防のための行動としては「手洗い」「マスクの着用」「うがい」などが挙げられていますが、体内へのウイルス侵入を防ぐのに役立つと考えられる"第4の予防法"として「口腔(こうくう)衛生」が注目されています。

ウイルスの侵入を防ぎ得る口腔ケアの重要性について、お話しします。

今、世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルスと「お口のケア」に深い関連があるのをご存じでしょうか。

 以前から、高齢者の口腔ケアを行うことで、さまざまな病気の予防になることは知られていました。
口腔ケアによる抑制効果の高い病気としては、誤嚥性肺炎や心臓血管系の病気などが有名ですが、実は、インフルエンザなどのウイルス性感染症にも有効であることが科学的に証明されています。
感染予防には「感染経路の遮断」が最も重要なことは異論がないと思います。
しかし、完全に外部との接触を絶つことは不可能です。
そうなると、ある程度ウイルスに晒される前提で、感染予防を考える必要があります。よくいわれるのは「手洗い」「マスク着用」「うがい」です。


【手洗い】
手洗いは非常に重要です。
新型コロナウイルスは、飛沫(ひまつ)感染と接触感染によって広がると考えられていますが、まずは飛沫感染と接触感染に関する正しい理解が大切です。
飛沫感染とは、くしゃみや咳、会話などで、ウイルスを含んだしぶきが飛ぶことによる感染です。
飛沫には水分があり、重さがあるため、どこまでも飛んでいくことはできずに落下します。
落下しますが、ウイルスは飛沫の中で一定期間生存し続けます。
従って、飛沫が机や手すり、その他あらゆる場所に付着している可能性があり、しかも一定期間病原性があるということです。

私たちはそれらの飛沫に、知らず知らずのうちに触れている可能性が大いにあるわけです。
また、感染者が咳やくしゃみの際に覆った手でドアノブなどに触れている場合もあり、そこを別の人が触る可能性もあります。
皮膚から直接的にウイルスが侵入することは考えにくく、実際には、机やドアノブに触れた手で口や鼻を触ることで、粘膜を介して体内にウイルスが侵入していくことが分かっています。これが接触感染です。
つまり、「自分の手にウイルスが付着しているかどうか」は大変重要な問題です。
そのため、私は手洗いは他の予防法よりも、より重要だと考えています。

【マスクの着用】
マスクの着用には、一定の予防効果があると思います。
述したように、飛沫感染はくしゃみや咳、会話などで、ウイルスを含んだしぶきが飛ぶことによる感染です。
一般的に、飛沫は2メートル程度飛ぶと考えられているため、人同士が同程度の距離を取る方がよいとの意見もあります。
そこまで距離を取ることが難しいとき、マスクは感染者から飛沫が飛んでいくことをある程度抑えてくれます。
 一方、未感染者の予防策としては「健康な人はマスクは必要ない」との意見もありますが、これは「感染者が全員マスクを着用している」という前提での話といえます。

感染者がしっかりとマスクをして、周囲に飛沫を飛ばさなければよいのですが、問題は自分自身が感染していても症状がない場合があり、無自覚に感染を広げてしまう恐れがある点です。
また、未感染者のマスク着用は、鼻や口をむやみに手で触ることを防ぐ効果もあります。
そうした意味では、マスクは「うつさない・うつされない」ための一つの有効手段だと思います。

【うがい】
うがいは、やらないよりは当然やった方がよいと思いますが、大きな感染予防効果はないと思います。
ウイルスも細菌もそれらが集合体となり、増殖して初めて脅威になります。
うがいは、口腔内で唾液中に浮遊しているものを洗い流すことは可能ですが、歯や舌、喉に付着したものを完全に取り除くことはできません。
ウイルスは鼻や口の粘膜から体内に入るので、うがいをするのであれば、「鼻うがい」も併用した方がよいでしょう。

歯垢除去で「バリア―」機能を維持

仮に、これら3つの予防法を突破してウイルスが口腔内に侵入したとします。

これらのウイルスは舌や喉で増殖し、いよいよ体内に入り込みます。
ここから先のステージで重要になる"第4の予防法"は、舌に停滞するウイルスや細菌を舌ブラシで除去すること、そして、歯垢(しこう)を徹底的に除去することです。

直接的に舌をきれいにすることで、口腔内から体内にウイルスが侵入するのを防ぎます。
では、歯に付着する歯垢を取ることは、虫歯や歯周病の予防の他、ウイルス感染に対しても有効なのでしょうか。
歯垢からは「プロテアーゼ」「ノイラミニダーゼ」という、ウイルス感染に大きな影響を及ぼす2種類の酵素が発生します。

プロテアーゼの作用で、ウイルスはより粘膜を通過しやすい状態になり、ノイラミニダーゼの作用で、細胞内で増殖したウイルスが、より周囲の細胞に拡散しやすくなります。

この2種類の酵素で、ウイルスに対するバリアー機能が著しく低下するのです。

従って、歯垢を徹底的に除去することは、ウイルス感染に対して有効といえると思います。
もちろん、口腔ケアでは歯垢の除去だけでなく、舌の清掃やマッサージによる唾液の分泌促進など、感染予防効果が期待できるさまざまなケアも行います。

インフルエンザに関していえば、専門的口腔ケアをした場合、発症リスクが10分の1になることが研究で分かっています。
新型コロナウイルスはインフルエンザとは違う」という意見もありますが、現時点では世界中のどの国も機関も、正解は持ち合わせていません。そのため、現在行う対策としては、類似の一般的なウイルス感染症の対策を取り入れるのが有効と考えられます。

「手洗い」「マスク着用」「うがい」に加えて、「帰宅時のお口のケア」も実践してみてください。







お口のケアと病気の関係

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

新型コロナウイルスが流行っていますがいかがお過ごしですか?

沢田歯科医院では、患者さんに受付時に手のアルコール消毒にご協力いただいたり、口腔外バキュームを使用したり、スリッパやチェア、器具の消毒方法も以前以上にしっかりしています。

前よりも仕事は増えますが、安全が一番ですね。


以前、お口のケア(オーラルケアと言います)と新型コロナウイルス予防の関係についてお話ししましたが、今回は全身的なお話をしていきたいと思います。


オーラルケアに力を入れると、口腔内だけでなく、体全体の不調も改善されることがわかってきています。

人は1日に平均1?1.5Lの唾液を飲み込んでいます。

その中には約1兆個の細菌が含まれており、もし口腔内の環境が劣悪で、歯周病の原因となる悪玉菌が1%でもいれば、かなりの量が体内に取り込まれていることになります。

メカニズムはまだはっきりわかっていませんが、歯周病菌が腸まで運ばれた結果、体に悪い影響を与えていると考えられます。

オーラルケアと糖尿病の関係も明らかになっており、韓国の梨花(イフア)女子大学が行った研究によれば1日3回、定期的に歯磨きをしている人は、2型糖尿病発症リスクが低く、反対に歯周病の人や歯の本数が少ない人はリスクが高まると言われています。

歯肉炎がひどくなって歯周病菌が繁殖すると、細菌が毛細血管内に侵入して全身に回ります。

細菌は体内で死滅しますが、細菌に含まれる毒物は残り、血糖値を下げるインスリンの働きを阻害するといわれています。

また、認知機能を低下させる可能性も指摘されている。

歯周病の原因菌の1つ『ジンジバリス菌』が、アルツハイマー型認知症患者の脳から検出されたという報告もあります。

また2019年には、九州大学の研究グループが、歯周病患者の歯茎にアルツハイマー病の原因といわれる『アミロイドβ』が生じていることを明らかにしました。

 恐ろしいのはそれだけではなく、2人に1人が罹患し、いまや国民病といわれるがんもまた、口腔内の環境と無関係ではないと言われています。

歯周病がある人ほど口腔内のがんが増加するという報告は、いくつもあります。加えて、最新の研究によれば大腸がんと歯周病の関係も明らかになりつつあります。

歯周病の原因菌が大腸がんの腫瘍から発見されたという報告もあります。

唾液とともに飲み込まれた菌が、がんを引き起こしている可能性も指摘され始めています。

このように、歯周病は体の様々な病気と関係していることが最近わかってきています。

全身の健康を保つためにも定期的な口腔ケアをしませんか?



新型コロナと口腔ケアの関係

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

最近流行りのコロナウイルスと、口腔ケアによる予防について記事を読んだので紹介します。


ISOM(国際オーソモレキュラー医学会)は1月26日、「ビタミンCがコロナウイルス感染を防ぐ」との緊急声明を全世界に発信しました。ISOMは、栄養素で病気を治療することを目指す医療者により、1994年に創立、カナダ・トロントに本部を置き、世界22カ国に支部を持つ学会組織です。


「新型コロナ感染の重症例の多くは、高齢者や基礎疾患のある人であり、、免疫力などが整っていれば感染と重症化のリスクは低下するということです。治療薬やワクチンがまだない以上、『私たち自身の抵抗力を上げる』のが有効なことは論を待ちません。」

3月3日、柳澤会長が『新型コロナウイルス感染症感染予防と治療のための栄養療法』とのテーマで報道関係者向け説明会を開催しました。

声明で、感染予防と重症化防止のための栄養素が推奨されました。

特に重視されているのが、ビタミンC(VC)、次いでビタミンD3(VD)、亜鉛です。VCが呼吸器感染症に有効との報告は多く、例えば、VC1グラムを1時間ごとに6回、以後、1日3回投与すると、投与しない場合と比較して風邪とインフルの症状が緩和し、また、1グラムを1日3回投与することで症状を予防できたとの報告があります。

ここになぜ"口の中"が関わるかというと、歯周病がVCを消費してしまうからなのです。

歯周病の悪化に大きく関わるジンジバリス菌という細菌が多いほど、つまり、歯周病が重度なほど体内のVCが少なかったとの報告がみられます。

歯周病が重症化して体内のVCが目減りしていれば、ウイルス性の呼吸器感染症にかかるリスクが高くなる恐れがあります。

そして、まだ研究途上ではありますが、歯周病が進んでいる人は体内のVDが不足状態だとの報告もみられます。

多くの調査では、日本人の約7〜9割がVDの不足状態とのことですので、新型コロナに限らず、ウイルス性呼吸器感染症のリスクを下げるには、VDを十分に摂取すること、そして、歯周病をしっかり治療しておくことが望ましいでしょう。

日本人の子ども、老人、女性で亜鉛摂取量が減少しているとの報告があります。

VC1グラム+亜鉛10ミリグラムを5日間投与され、風邪症状が早期改善したとの報告がある一方、歯周病患者では体内の亜鉛が不足していたとの報告もあります。

歯周病と呼吸器感染症は亜鉛不足という共通点で結ばれている可能性があります。

歯周病の最も基本的な対策は、きちんと歯磨きをすることですが、高齢者にお口のお手入れ(口腔=こうくう=ケア)を実施したところ、インフルにかかる割合が約10分の1に減少したとの報告は注目に値します。

この結果の一つの要因は、歯周病菌が分泌するプロテアーゼという酵素です。

この酵素は私たちの細胞のタンパク質を分解し、歯周病を悪化させます。

プロテアーゼが豊富な状態では、口腔や呼吸器粘膜のタンパク質も分解されて防御機能が低下し、感染予防の意味から望ましくありません。

口腔内を清潔に保つことは多くの人が実行可能で、実践する価値のある対策といえるでしょう。


今回の記事はビタミンと歯周病との関係での記事でしたが、コロナウイルスだけでなく、歯周病は全身的な様々な疾患に関係しています。

普段からの口腔ケアは、体の健康を保つためにも有効と言えます。

お時間があるときに、定期的にお口のお掃除しませんか?





虫歯と歯周病の違い

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こんにちは!
酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

先日、読んだ記事にこんなことが書いてありました。

サンスターが全国の30代・40代の男女500人に対して行なった歯周病に関する調査によれば、歯周病の認知率は9割以上の92.0%だった。
 しかし、歯周病認知者460名を対象に、歯周病とむし歯の違いに関して質問したところ、約6割の56.0%の人が、違いを理解していないと回答。
ほとんどの人が、歯周病という言葉そのものは知っているにも関わらず、歯周病について正しく理解されていないことがわかった。

こんな記事でした。



ということで、今回は「むし歯と歯周病の違いについて」お話します。 


歯周病もむし歯も細菌が原因で起こることは同じですが、それぞれ異なる細菌が主原因となります。

むし歯の原因となる菌は歯の表面で酸を出し,歯を溶かしていくのに対し、
歯周病は歯周プラーク(歯垢)の中の歯周病菌が歯と歯のすき間に入り込み、歯周病菌が増殖することで、ハグキに炎症を起こし、徐々にその炎症が歯の周りの組織を破壊していきます。
歯周病菌は多かれ少なかれすべての人のお口の中に存在しますが、すべての人が歯周病にかかっているというわけではありません。
歯周病が発症するかどうかは、歯周病菌と、歯周病菌から身体を守ろうとする生体防御機能とのバランスが関わっています

むし歯の場合は、神経が残っていれば、冷たいものがしみたり、何かしらの症状があることが多いです。
それに対し、歯周病は痛みなどの自覚症状がなく進行するので、別名Silent Disease(静かに進行する病気)と呼ばれ、症状が進行すると歯を支える骨(歯槽骨)を溶かし、やがて歯が抜けてしまう原因にもなります。
つまり、無自覚のうちに進行し、症状を自覚したころに、歯医者に駆け込んでも手遅れ、歯を抜かざるを得ない状況に。なってしまうことが多いのです。
歯が抜けると好きな食べ物が食べにくくなり、生活の質(Quality of Life)が低下します。
手遅れになる前に予防することが大切です。
歯が抜け始めるのが50 代から急増するのは30 代?40 代で歯周病にかかっていることに気づかずに、見過ごしてしまうことが影響していると考えられます


歯周病は単にお口の中だけの病気ではありません。
現在では、歯周病と全身の関連性が注目されており、特に歯周病と糖尿病の関係性はよく知られています。
そのほかにも、動脈硬化、関節リウマチや誤嚥性肺炎や低体重児出産への影響、また骨粗しょう症、認知症と歯周病との関連も報告されています。
このように、歯周病は、口内だけの問題ととらえず、全身の健康を守るためにも重要であるという認識が必要です

歯周病を予防する際に、最も大切なことは日々のプラーク(歯垢)除去です。
ハブラシによるブラッシングだけでなく、歯間清掃具を使ったプラーク(歯垢)の除去が効果的です。
歯間のプラークの除去率は、ブラッシングだけでは61%ですが、フロス、歯間ブラシを追加すると85%にまで高まるとも言われています。

歯みがきの際は、殺菌効果や、抗炎症効果、血行促進効果のある歯磨剤を用いることも有効です。
また、自宅でのセルフケアに加え、定期的に歯科医院で専門的なクリーニングを受けることも極めて重要です

50代以降の方にとったアンケートによると、日ごろからケアしておけばよかったと思う体の部位の第一位が「歯」なのです。
手遅れになる前に、普段からのケアで健康な日々を目指しましょう。

沢田歯科医院では、保険治療で毎月クリーニングを受けたり、フッ素を塗ってただくことが可能です。(できない場合もあります。)
もしご興味をお持ちでしたら、ご連絡ください。

こんにちは!

 

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

 

本日は入れ歯の種類についてお話しします。

 

以前、保険で作る

 

・全部床義歯(フルデンチャー)

・部分床義歯(パーシャルデンチャー)

のお話はしました。

 

今日は自費(一般)治療で作ることのできる入れ歯についてお話しします。

 

歯が1本もなくなってしまった場合の全部床義歯(フルデンチャー)の場合、

当院で自費(一般)で作る入れ歯は「金属床」というものです。

 

フルデンチャーは上顎を覆う形になり、プラスチックで作るのですが、

その顎を覆う部分を金属で作ります。

 

金属のメリットとしては

・丈夫で壊れにくい

・丈夫なため薄く作ることができ違和感が少ない

・食べ物の温度を伝えるため、より美味しくお食事をとれます。

・違和感が少ないため、お話しするときに保険のものに比べてお話ししやすい。


などです。


金額は使う金属により違ってきます。

また詳しくはスタッフにお声掛けください。


 

抜歯した後に補う方法(入れ歯)

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こんばんは。

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

前回はブリッジについてお話ししました。
今回は入れ歯についてお話しします。

入れ歯は大きく分けて二つに分かれます。
・全部床義歯(フルデンチャー)
・部分床義歯(パーシャルデンチャー)
です。

字の通り、全部床義歯は歯がすべてなくなってしまった場合に入れる入れ歯です。
部分床義歯は、歯(歯冠)が1本でも残っている場合に入れる入れ歯です。

ブリッジに比べた利点は
・抜いた歯の隣の歯を大きく削らなくてもすむ。
・長時間、お口を開けていなくても済む。

欠点は
・違和感が大きい。
・ブリッジに比べて噛みにくい。
・抜いた歯の隣の歯や反対側にバネが必要(保険外のものはバネなしにできる場合もあります)
・バネをかけている歯に負担がかかる。
・夜寝るときは基本的に外さなければならない。

です。


入れ歯にもいろいろ種類があるため、また詳しく説明しますね。

なにかわからないことがあれば、スタッフ、ドクターにお声掛けください。

次回はインプラントについてお話しします。

前歯のはえかわり

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は、「上の前歯のはえかわり」についてお話します。



上の前歯は6歳くらいに、乳歯(こどもの歯)から永久歯(おとなの歯)に生え変わりはじめます。

 歯科医師の間ではこの時期を「みにくいアヒルの子の時期」と呼びます。

今までの乳歯は、小さくて白いかわいい歯でした。

その乳歯が抜けて、しばらくしてようやく生えてきた永久歯は、サイズはかなり大きくなって、色も少し黄色味がかっています。

そして、少し外開きの八の字のように生えてきて、真ん中に隙間があることがあります。

 

この隙間は、異常なことではありません。

真ん中2本のとなりに、永久歯が生えてくると、少し隙間の量が減ります。

そして、犬歯が生えてきて、安定します。

ほとんどの場合、前歯4本生え変わって、犬歯が生えてくることで、自然に治っていきます。

なので、前歯が生えそろうまで、何年かの辛抱です。



 

しかし、自然に治っていかないこともあります。

・余分な歯が、骨の中に埋まっている。

・粘膜の筋が、間に入り込んでいる。

・舌を出すなど、悪習癖がある。

など、他に原因があると、自然に隙間が閉じていかない場合もあります。

 

お子さんの前歯に隙間はあいていませんか?

気になる方は、ぜひ気軽にご相談ください。


乳歯の時期の隙間について

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は患者さんに聞かれることのある「乳歯の時期の隙間は大丈夫か?」ということについてお話します。


生後半年くらいを過ぎると、乳歯が生え始めてきます。

大体始めに生えてくるのは下顎中切歯(一番前の歯)で、始めこの位置で大丈夫?と心配されることもありますが、他の歯がはえてくると揃ってきます。

2歳-3歳前後になると乳歯が生えそろい、大体隙間がなく揃ってきます。
乳歯列期に隙間がないと永久歯になると並ぶスペースが足りないため、叢生(デコボコ、乱ぐい歯、八重歯)になりやすいのですが、この時期はまだ揃っていても大丈夫です。

5歳を過ぎ、6歳くらいになり、永久歯に生え変わるころになると少し歯と歯の間に隙間が出てきます。

この隙間は必要な隙間で、顎の成長によるもので、永久歯の生える準備が進んでいることを意味しています。
この時期に全く隙間が出来てこないと、永久歯に生え変わった際に叢生になる可能性があります。


乳歯に比べ、永久歯の大きさは大きいため、この隙間がないと生えるスペースがなく、正常な位置に永久歯が生えることができず、歯並びが悪くなります。


「乳歯 歯並び 隙...」の画像検索結果


顎の骨が成長する時期は、しっかりと噛むことで顎の成長を促し、綺麗な歯並びを目指しましょう。


歯並びが綺麗であれば、汚れもたまりにくい環境をつくることができたり、歯に過剰な力をかける可能性を小さくすることもできます。

将来、虫歯や歯周病になりにくく、また歯の破折を防ぎやすくこともできます。

お子さんのお口の健康のためにも、しっかりと気をつけてあげましょう。



生え変わりの時期の歯ぐきの腫れ

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おはようございます! 

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は、生え変わりの時期によくみられる歯ぐきの腫れについてお話します。

この時期に起こる腫れを「萌出性歯肉炎」と言います。

歯の生え始めに歯ぐきの形態が変化することで、歯垢(プラーク)が付着したり食べカスが残ってしまうために、歯ぐきが腫れたりむず痒くなったりしてしまう症状を起こします。
これは第一大臼歯(6歳臼歯)が生えてくる6?7歳でよく発症しますが、第二大臼歯(12歳臼歯)が生えてくる12歳頃にもみられることがあります。
歯は生え始めてから生え終わるまでに期間がかかり、その間は部分的に歯ぐきに被われている状態が続くことや、咬み合わせの面には深い溝があり、歯垢(プラーク)が残ることが原因となります。

この歯肉炎は一時的のことで、歯がしっかりと生えてくると自然に治まってきます。
治療は、基本的には歯の周りを洗浄をし、様子をみます。
症状を繰り返す場合もありますので、その際には盛り上がった歯ぐきを切除したり、抗生剤を投薬することもあります。

「萌出性歯肉炎 ...」の画像検索結果


しかし、炎症を起こさせないことが良いのはもちろんです。
これはいかに清潔に保つかが大事です。
歯ブラシが届きにくく、しかも歯ぐきに一部が被われている部位であり、しっかりと掃除するのはとても難しい環境です。
ぜひ、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげてください。


なにかわからないことなどあれば、いつでも来院してください。


医院の滅菌対策

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は、患者さんの歯を削るときに使う器具の滅菌についてお話します。

2014年5月の新聞記事や様々なマスコミの報道により、日本の歯科における感染対策、滅菌について関心が高まってきていると感じています。

そのときの記事では、安心で安全な医療を提供してほしいという国民の要求が非常に高まっている、歯を削るときに使う道具(タービン、ハンドピース)の滅菌を行っている歯科医療機関は3割しかないという調査結果でした。

沢田歯科医院では、歯科用の最新型のオートクレーブ滅菌器であるドイツ製シロナ社の
「DAC Universal」 [ダック・ユニバーサル]を導入しています。

歯を削るときや歯のクリーニングに使う道具(タービン、ハンドピース)を完全に滅菌できる優れものです。
この滅菌器のすごい所は「DAC Universal」一台で、タービン、コントラ、ストレートハンドピース(歯を削る機械)を、精製水や電解水を用いて、機械の内部、外部の洗浄し、内部まで完全滅菌し、しかもオイル注油ができること。
これは世界初です。

さすがに、滅菌対策では、日本よりも遙かに厳しいヨーロッパ基準の滅菌器です。

さらにはバックフラッシュというこの器械独自の工程があり、機械内部にいたるまでの厳密な滅菌(完全にすべての菌を死滅させる滅菌)を一気に行えるという優れものです

現在、日本の多くの歯科医院で使用されているオートクレーブでは、コントラやタービンに入り込んだ血液や唾液の除去や滅菌を完全に行うことができません。

当医院では「DAC Universal」を使用することにより、より安心な歯科治療を受診していただけるようになりました。


カートリッジに、滅菌するタービン類を差し込んで、スイッチを押すと、自動でスーと沈んでいきます。
そして、洗浄から、滅菌、注油まで、約17分程度。
その後、自動で、スーと上がってきます。
これなら、患者さんの治療が終わった後、すぐに滅菌作業に入れます。

一般的なオートクレーブだと、洗浄、滅菌、注油で一時間以上かかってしまいます。
しかも、内部まではきれいにならない。

大きな違いです。


患者さんの治療ごとに、内部まで綺麗になった必要な器具を使用できます。

驚くほど、タービンの表面もきれいに洗浄、滅菌されています。 

電解水を作り出す機械もあり、その電解水を用いて、DACユニバーサルにで滅菌を行っています。

精確な調査はありませんが、現在の日本では、患者さんごとにタービンの滅菌を行っている歯科医院は、10数パーセントしかありません。

しかも、タービンの内部まで、完全に滅菌できる機械は限られていて、通常の滅菌器具では性能的に無理でした。


滅菌しているかどうかは、目に見えるものではありませんし、手間とコストばかりかかってしまいますが、何より大切なのは、「安心、安全な治療をおこなうこと」「自分が受けたい治療をすること」です。


安心して治療を受けに来てくださいね。



歯周病の治療(Flap ope)

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おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

前回、歯周病の治療で Flap ope というものを簡単にご紹介しました。
SRP後の歯周病検査で、深いポケットが残っている場合、
歯ぐきの中の見えない部分に残っている歯石をできるだけ除去するために、
歯ぐきを切開して開き、直視下で歯石をとる、というものです。

フラップ手術は歯周ポケット内きれいにすることで、歯根面と歯ぐきの再付着をうながし、歯周ポケットを減少させる効果も期待できます。


<フラップオペの術式>

フラップ手術では、まず処置をおこなう歯茎に麻酔をします。
十分に麻酔が効いてから処置を始めるので術中に痛みを感じることはありません。

麻酔が効いたらメスで歯ぐきを切開し、歯茎を開いて歯根や歯槽骨の一部を露出します。

その後の処置は歯周基本治療でもおこなうSRP(スケーリング・ルートプレーニング)と同様で、歯根面に付着したプラークや歯石を、直視下で丁寧に取り除いていきます。

また、同時にポケット内に存在する炎症病巣を除去する処置や、歯槽骨が破壊されて形がいびつになっている部位を整える処置も、場合によってはおこなっていきます。

一通りの処置が終了した後、開いた歯茎を元の位置に戻して縫合すれば治療終了です。
次の日に傷口の確認や消毒に来院していただき、状態がよければ1週間ほどで縫合した糸を取っていきます。

また処置後は感染予防のための抗生物質や痛み止めなどが処方されます。
クリックすると新しいウィンドウで開きます


以上がフラップオペの術式になります。

このオペは患者さんの誰もができるわけではありません。
次回はどんな方が、このオペの適応なのか、メリット、デメリットなどをお話していきます。



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