山形県酒田市の歯医者│沢田歯科医院│予防に重きを置き地域の皆様のお口の健康を守ります

TEL0234-26-4448

休診日:日曜、祝日

山形県酒田市の歯医者|沢田歯科医院ブログでタグ「感染」が付けられているもの

こんばんは!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は歯周病菌を減らすことによって新型コロナウイルスの予防ができるという記事を読んだので、ご紹介します。


歯周病は、口の中の歯周病菌に感染することで発症します。
われわれの口腔内には400種類近い細菌が存在していて、その数は100億を超えるといわれています。
そのうち、プロフィロモナス・ジンジバリス(P・g菌)、アグリゲイティバクター・アクチノミセテムコミタンス(A・a菌)、プレボテーラ・インテルメディア(P・i菌)など数十種類の細菌が歯周病の原因菌として知られています。

うした歯周病菌が歯と歯肉の隙間(歯周ポケット)に蓄積して増殖すると、歯肉が炎症を起こして腫れたり、出血しやすくなります。
さらに進行すると歯周ポケットが深くなり、歯を支えている歯槽骨が溶けて歯がぐらつき、最後は抜け落ちてしまいます。

歯周病によって問題が起こるのは歯だけではありません。
近年、糖尿病、誤嚥性肺炎などの呼吸器疾患、心臓疾患、認知症といった多くの全身疾患との関連が指摘されていて、インフルエンザなどのウイルス性疾患にもかかりやすくなると言います。


■口の中は受容体が多い

われわれの口腔内ではウイルスレセプターと呼ばれるウイルスが吸着する受容体がいくつも発現します。
口腔内に入ったウイルスは、そのレセプターを介して細胞内に侵入し、増殖していきます。
通常、喉など口腔内のレセプターはタンパク質からできている粘膜で保護されています。
しかし、歯周病菌はプロテアーゼというタンパク質を加水分解する酵素を産生し、保護している粘膜を破壊してしまいます。
その結果、口腔内のウイルスレセプターが露出して、感染しやすくなってしまうのです。

 新型コロナウイルスは「ACE2受容体」というレセプターにくっついて細胞内に侵入します。
ACE2受容体は上気道での発現は比較的少ないといわれていますが、海外では「ACE2受容体は口腔内の粘膜、とりわけ舌に多く発現している」との論文報告があります。
歯周病菌がつくり出すプロテアーゼが、新型コロナウイルスの細胞内侵入をサポートする可能性があります。

 また、歯周病によって起こる「炎症」がウイルス感染を助長するともいわれています。
周病菌は内毒素を放出するため、歯肉などの歯周組織や粘膜に慢性的な炎症を引き起こします。
炎症によって歯肉の血管が傷つくため、口腔内の細菌やウイルスが体内に侵入しやすくなります。

 また、新型コロナウイルスが吸着するACE2受容体は、炎症が広がるほど多く発現するといわれています。
ACE2受容体はそもそも炎症が起こった際に細胞を保護する働きがあるため、炎症があると増えるのです。

歯周病と新型コロナウイルスの関連性は現時点ではまだはっきりしていませんが、可能性の芽は摘んでおいた方がいいと思います。

歯周病の予防や悪化を食い止めるためには、原因となる歯垢をしっかり取り除き、口の中の歯周病菌を減らすのが何より大切です。
そのためには、最低でも朝晩は正しくブラッシングして、口腔内を清潔な状態に保つことです。
また、普段の生活の中でストレスをため込まないことも大事です。
口腔内環境の改善につながりますし、何よりウイルスから身を守ることにもつながるからです。

通常のハブラシだけで磨けない部分も歯医者さんで綺麗にしませんか?

口腔ケアは感染予防法となる

|
おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

とうとう酒田市でも新型コロナウイルスの感染者が出ましたね。

早く無事に治るといいですね。

感染予防のための行動としては「手洗い」「マスクの着用」「うがい」などが挙げられていますが、体内へのウイルス侵入を防ぐのに役立つと考えられる"第4の予防法"として「口腔(こうくう)衛生」が注目されています。

ウイルスの侵入を防ぎ得る口腔ケアの重要性について、お話しします。

今、世界的に猛威を振るっている新型コロナウイルスと「お口のケア」に深い関連があるのをご存じでしょうか。

 以前から、高齢者の口腔ケアを行うことで、さまざまな病気の予防になることは知られていました。
口腔ケアによる抑制効果の高い病気としては、誤嚥性肺炎や心臓血管系の病気などが有名ですが、実は、インフルエンザなどのウイルス性感染症にも有効であることが科学的に証明されています。
感染予防には「感染経路の遮断」が最も重要なことは異論がないと思います。
しかし、完全に外部との接触を絶つことは不可能です。
そうなると、ある程度ウイルスに晒される前提で、感染予防を考える必要があります。よくいわれるのは「手洗い」「マスク着用」「うがい」です。


【手洗い】
手洗いは非常に重要です。
新型コロナウイルスは、飛沫(ひまつ)感染と接触感染によって広がると考えられていますが、まずは飛沫感染と接触感染に関する正しい理解が大切です。
飛沫感染とは、くしゃみや咳、会話などで、ウイルスを含んだしぶきが飛ぶことによる感染です。
飛沫には水分があり、重さがあるため、どこまでも飛んでいくことはできずに落下します。
落下しますが、ウイルスは飛沫の中で一定期間生存し続けます。
従って、飛沫が机や手すり、その他あらゆる場所に付着している可能性があり、しかも一定期間病原性があるということです。

私たちはそれらの飛沫に、知らず知らずのうちに触れている可能性が大いにあるわけです。
また、感染者が咳やくしゃみの際に覆った手でドアノブなどに触れている場合もあり、そこを別の人が触る可能性もあります。
皮膚から直接的にウイルスが侵入することは考えにくく、実際には、机やドアノブに触れた手で口や鼻を触ることで、粘膜を介して体内にウイルスが侵入していくことが分かっています。これが接触感染です。
つまり、「自分の手にウイルスが付着しているかどうか」は大変重要な問題です。
そのため、私は手洗いは他の予防法よりも、より重要だと考えています。

【マスクの着用】
マスクの着用には、一定の予防効果があると思います。
述したように、飛沫感染はくしゃみや咳、会話などで、ウイルスを含んだしぶきが飛ぶことによる感染です。
一般的に、飛沫は2メートル程度飛ぶと考えられているため、人同士が同程度の距離を取る方がよいとの意見もあります。
そこまで距離を取ることが難しいとき、マスクは感染者から飛沫が飛んでいくことをある程度抑えてくれます。
 一方、未感染者の予防策としては「健康な人はマスクは必要ない」との意見もありますが、これは「感染者が全員マスクを着用している」という前提での話といえます。

感染者がしっかりとマスクをして、周囲に飛沫を飛ばさなければよいのですが、問題は自分自身が感染していても症状がない場合があり、無自覚に感染を広げてしまう恐れがある点です。
また、未感染者のマスク着用は、鼻や口をむやみに手で触ることを防ぐ効果もあります。
そうした意味では、マスクは「うつさない・うつされない」ための一つの有効手段だと思います。

【うがい】
うがいは、やらないよりは当然やった方がよいと思いますが、大きな感染予防効果はないと思います。
ウイルスも細菌もそれらが集合体となり、増殖して初めて脅威になります。
うがいは、口腔内で唾液中に浮遊しているものを洗い流すことは可能ですが、歯や舌、喉に付着したものを完全に取り除くことはできません。
ウイルスは鼻や口の粘膜から体内に入るので、うがいをするのであれば、「鼻うがい」も併用した方がよいでしょう。

歯垢除去で「バリア―」機能を維持

仮に、これら3つの予防法を突破してウイルスが口腔内に侵入したとします。

これらのウイルスは舌や喉で増殖し、いよいよ体内に入り込みます。
ここから先のステージで重要になる"第4の予防法"は、舌に停滞するウイルスや細菌を舌ブラシで除去すること、そして、歯垢(しこう)を徹底的に除去することです。

直接的に舌をきれいにすることで、口腔内から体内にウイルスが侵入するのを防ぎます。
では、歯に付着する歯垢を取ることは、虫歯や歯周病の予防の他、ウイルス感染に対しても有効なのでしょうか。
歯垢からは「プロテアーゼ」「ノイラミニダーゼ」という、ウイルス感染に大きな影響を及ぼす2種類の酵素が発生します。

プロテアーゼの作用で、ウイルスはより粘膜を通過しやすい状態になり、ノイラミニダーゼの作用で、細胞内で増殖したウイルスが、より周囲の細胞に拡散しやすくなります。

この2種類の酵素で、ウイルスに対するバリアー機能が著しく低下するのです。

従って、歯垢を徹底的に除去することは、ウイルス感染に対して有効といえると思います。
もちろん、口腔ケアでは歯垢の除去だけでなく、舌の清掃やマッサージによる唾液の分泌促進など、感染予防効果が期待できるさまざまなケアも行います。

インフルエンザに関していえば、専門的口腔ケアをした場合、発症リスクが10分の1になることが研究で分かっています。
新型コロナウイルスはインフルエンザとは違う」という意見もありますが、現時点では世界中のどの国も機関も、正解は持ち合わせていません。そのため、現在行う対策としては、類似の一般的なウイルス感染症の対策を取り入れるのが有効と考えられます。

「手洗い」「マスク着用」「うがい」に加えて、「帰宅時のお口のケア」も実践してみてください。







虫歯の治療5

|
おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

前回は、「抜髄」についてお話しました。
今回は「感染根管処置」についてお話します。


感染根管処置とは、細菌が歯髄(神経)に到達後、根管壁の象牙質に及んでいる場合、その根管を感染根管と言います。
根の先まで細菌が進み、根の先に病巣ができる、根尖性歯周炎を伴う事が多いです。

感染根管の状態になるには、次の2つの経路が考えられます。
・歯髄が細菌に感染し、歯髄が死んでしまい(歯髄壊死)感染根管となる。
・根管治療が終わり、根管充填したが、一定期間後に再び根管が細菌感染する。

抜髄とは違い、感染が起きてしまっているため、治るのにも時間と回数がかかります。

また、感染根管治療は治療をして100%治るとも限らず、難しい治療となります。
治療をしても治りが悪い場合は抜歯となります。

神経をとる治療になる前に、定期的な検診で予防しましょう。

滅菌とは

|
おはようございます!
 
酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

前回、医院の滅菌についてお話しました。

そもそも、「滅菌」とはどのようなものでしょうか?

菌を滅すると書きますが、このような言葉には 
滅菌・殺菌・消毒・除菌・抗菌・減菌 という種類があります。

それぞれ、実際に何が違うのでしょうか?


<滅菌>
ここでの「滅」は、「全滅」の滅であり、滅菌といえば意味的には菌に対しては最も厳しい対応、ということになります。
つまり、すべての菌(微生物やウイルスなど)を、死滅させ除去することで、日本薬局方では微生物の生存する確率が 100万分の1以下になることをもって、滅菌と定義しています。
?しかし、これは現実的には、人体ではあり得ない状況(たとえばヒトの手を滅菌するには、人体の細胞ごと殺さなければならないことになる)で、器具などの菌に対しての用語だと考えられています。

<殺菌>
これは、文字通り「菌を殺す」ということを指しています。
細菌を死滅させる、という意味ですが、この用語には、殺す対象や殺した程度を含んではいません。
?このため、その一部を殺しただけでも殺菌といえる、と解されており、厳密にはこの用語を使う場合は、有効性を保証したものではない、ともいえます。
?また、この「殺菌」という表現は、薬事法の対象となる消毒薬などの「医薬品」や、薬用石鹸などの「医薬部外品」で使うことはできますが、洗剤や漂白剤などの「雑貨品」については、使用できないことになっています。

<消毒>
物体や生体に、付着または含まれている病原性微生物を、死滅または除去させ、害のない程度まで減らしたり、あるいは感染力を失わせるなどして、毒性を無力化させること、をいいます。
?消毒も殺菌も、薬事法の用語です。
一般に「消毒殺菌」という慣用語が使われることもあり、消毒の手段として殺菌が行なわれることもあります。
ただし、病原性をなくする方法としては殺菌以外にもあるので、滅菌とも殺菌とも違うという意味で、使い分けがされています。

<除菌>
物体や液体といった対象物や、限られた空間に含まれる微生物の数を減らし、清浄度を高めることをいう、とされています。
これは、学術的な専門用語としてはあまり使われていない言葉ですが、法律上では食品衛生法の省令で「ろ過等により、原水等に由来して当該食品中に存在し、かつ、発育し得る微生物を除去することをいう」と規定されています。
?いろいろな商品で、この性能を訴求する商品もたくさん出てきており、除菌の方法も洗浄やろ過など、各分野でさまざまな意味づけが行なわれたり、それぞれ程度の範囲を示している、と考えられます。
?たとえば、洗剤・石鹸公正取引協議会が定義する除菌とは、「物理的、化学的または生物学的作用などにより、対象物から増殖可能な細菌の数(生菌数)を、有効数減少させること」で、この細菌にはカビや酵母などの真菌類は含まれません。

<抗菌>
これも、近頃では幅広い商品に謳われるようになりましたが、「抗菌」とは「菌の繁殖を防止する」という意味です。
経済産業省の定義では、抗菌の対象を細菌のみとしています。
JIS 規格でその試験法を規定していますが、抗菌仕様製品では、カビ、黒ずみ、ヌメリは効果の対象外とされています。
?菌を殺したり減少させるのではなく、繁殖を阻止するわけですが、これも対象やその程度を含まない概念です。

<減菌>
微生物を特に限定せずその量を減少させる、という意味で、「消毒」と同じように器具・用具などについて使われることがあります。

歯科医院で言われる「滅菌」はこの中でも一番基準の厳しいものです。
歯医者さんである、オートクレーブ、という機械でも滅菌は可能ですが、患者さんの歯を削るときやクリーニングのときに使用するタービン、コントラ、ストレートハンドピースの機械の中までしっかりと滅菌できるものではありません。
沢田歯科医院で導入している「DAC ユニバーサル」であれば、内部までしっかりと滅菌可能で、
患者さんに安心で安全な治療を提供できます。

クリックすると新しいウィンドウで開きます

タグ

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

↑ PAGE TOP