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虫歯に対して強い歯と弱い歯

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こんにちは。

沢田です。

今回からは、虫歯へのなりやすさの要因についてみていきます。
 
虫歯のメカニズムは簡単に説明すると、虫歯菌が酸を作り出し、その酸によって歯が溶かされて穴があいてしまう、というものです。

この酸に対して歯が強いか弱いかにより、溶けやすいかどうかは変わってきます。
歯の一番外側のエナメル質、その下の象牙質が生まれつき、うまく石灰化せず、歯質が弱い方がいらっしゃいますが、このような場合は特に注意が必要です。
通常よりも歯が弱く、虫歯になりやすいと言えます。

そして、虫歯になりにくい歯を作るということで今注目されているものがあります。
それはフッ化化合物、一般的に「フッ素」と呼ばれているものです。

世界中でフッ化物が使用されており、最も有効性が確立されているのが、虫歯予防の目的なのです。

1990年の調査で、アメリカなどの口腔保健の先進国では90%を超える普及率を誇り、日本でも近年になってフッ素が含まれている歯磨き粉やスプレーなどのケア用品のシェアが上昇しています。

しかし、どのケア用品も日本の薬事法によりフッ化物の濃度は1500ppm以下に規制されています。(2018年現在)

また、歯科医院でしっかり歯の汚れを落とし、フッ化化合物を直接歯の表面に塗布することにより、効果の高い虫歯予防を行うことができます。
歯科医院で使用できるフッ化化合物は市販されているケア用品と比べて濃度が高くなっているので、より良い効果が期待されます。

では、フッ化物を使用することの有効性はどのようなものでしょうか?

フッ化化合物を使用することによる虫歯予防のメカニズムは、エナメル質にフッ化物が沈着することによる歯の再石灰化の促進と、歯垢中へのフッ化物の蓄積により抗菌作用を与えます。
そしてフッ化物の蓄えとして機能することよって、虫歯菌が歯への侵襲時に脱灰の抑制とともに再石灰化を促進させます。

このように、フッ素は使わない場合に比べ、虫歯になりにくい歯を作ってくれるのにとても有効です。


みなさんも、普段はフッ素入りの歯磨き粉を使い、何ヶ月かに一度は来院していただき、濃度の高いフッ素を塗っていただければと思います。




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