山形県酒田市の歯医者│沢田歯科医院│予防に重きを置き地域の皆様のお口の健康を守ります

TEL0234-26-4448

休診日:日曜、祝日

山形県酒田市の歯医者|沢田歯科医院ブログでタグ「ステファンカーブ」が付けられているもの

虫歯でなくても歯は溶ける?

|
おはようございます!

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

前回は「ステファンカーブ」も説明させていただきました。

歯はpH5.4以下の環境におかれると溶けてしまう、というものです。

虫歯は、虫歯菌が作る酸によって歯についているプラークが酸性になり歯が溶けます。

虫歯以外でも、酸によって歯は溶けてしまい、それを「酸蝕症」と言います。

酸蝕症は、かつてはメッキ工場やガラス工場で酸性のガスを吸うことで歯が溶ける職業病、いわば特殊な疾患とされていました。
しかし、酸性の飲食物を過度に摂取する習慣を持つ人や胃酸の逆流をともなう疾患の増加により、酸蝕症患者も増加しています。
以前、「健康のために毎朝酢を飲んでいる」という患者さんのお口の中を見たことがありますが、やはり歯が全体的に溶けてきていました。
最近の専門家による調査では、程度の差こそあれ、成人の約1/4が酸蝕症であるという統計もあります。

酸蝕とは、口の外から入ってきた「酸」や身体の中からの「酸(胃液)」によって歯が溶ける病気です。
それらもpH5.5?5.7以下のものは歯の成分を溶かします。
う蝕と酸蝕の違いは、う蝕は口の中で糖から作られた酸が原因であるのに対し、酸蝕はそのままの形で入ってきた酸そのものが原因となるところです。


う蝕(虫歯)の場合は、プラーク中で酸が作られるので、歯が解けて穴となるのはプラークの付きやすい部分(歯の溝、歯と歯が隣り合う面や歯と歯茎の境目)で起こりますが、酸蝕は酸性の飲食物が口の中全体に広がりますので、溶ける範囲が広くまた浅いため気づきにくいものです。

酸によってエナメル質が溶かされると、歯の中の組織の象牙質が出てきます。

以前お話したように、象牙質はエナメル質よりも軟らかいため、出てきてしまったまま象牙質を放っておくと、お口の中の噛む力も加わり、歯がどんどんすり減ってきます。

歯がすり減ってしまうと、冷たいものがしみるようになります。

酸蝕症に特徴的なのは、歯全体が徐々に溶かされていくことで歯が薄くなり、先端部分が透けてくる点です。

薄くなった部分が欠け、先端がギザギザになることもあります。

他にも、エナメル質が溶けて歯が白濁、あるいは黄ばんで見えるといった症状もありますが、素人が外見だけで虫歯なのか酸蝕症なのかを正確に判断するのは難しいため、気になる方は一度ご来院ください。

治療は範囲が小さければ樹脂(CR)でつめものをするだけですみますが、範囲が大きい場合は被せ物をしないといけない場合もあります。

気になる方は早めにご来院ください。


クリックすると新しいウィンドウで開きます


「酸蝕症」の画像検索結果

虫歯の原因 時間について2

|
おはようございます。

酒田市の歯医者、沢田歯科医院の沢田です。

今回は「歯が溶けている時間」についてお話します。

食事のコントロールについてです。

この「歯が溶けている時間」について必要な「ステファンカーブ」についてお話します。

クリックすると新しいウィンドウで開きます

クリックすると新しいウィンドウで開きます



これがステファンカーブと呼ばれるグラフです。

朝・昼・夜に規則正しく食事をとった場合の、口腔内(歯についているプラーク)のph( 酸性、アルカリ性の程度を示す値)の移り変わりを表すと、上のようなグラフになります。

最初は弱アルカリ性(正常値)だった口腔内が、朝食事をとると急激に酸性になり、お昼になるにしたがってまた弱アルカリへと戻す。そしてまた昼食をとると酸性になり、また時間とともに弱アルカリに戻るといった具合になっていると思います。 

つまり食事をとると口腔内は急激に酸性になります。だいたいpH5.4以下になると歯が溶け始めると言われていますので、食事をとった後しばらくの間、口腔内は酸で歯が溶けている状態ということになります。

しかし唾液にはこの酸性環境を弱アルカリ性(正常な状態)に戻す働きがあり、溶けはじめた歯の表面を再石灰化する力も持ち合わせています。

グラフを見ると唾液の力により時間とともに酸性になった口腔内がアルカリ性へと戻っていくのがわかりますね。

ちなみにこの唾液の作用は緩衝能(かんしょうのう)と呼ばれています。

緩衝能の力にも個人差があり、また唾液の量が多い人ほど虫歯にもなりにくいと言われています。


しかし、朝・昼・夜の決まった食事以外に間食をしてしまうなど、規則正しい食生活ではない人のステファンカーブは、下のグラフがそれを表しています。

このように、間食をたくさんすることで、歯を溶かしている時間を長く作っていることになり、
歯は再石灰化をする間もなく溶けている→虫歯になる
といったことになります。

虫歯予防に、食事のコントロールも大切なことがおわかりいただけたでしょうか?


このように虫歯になりやすいかどうかは、色々な原因が関係しています。

一度削ってしまった歯は戻りません。
予防がとても大切です。

定期的に検診を受け、予防を大切にしていただくことが、将来歯を長く持たせる方法です。

ぜひ定期的にご来院ください。


タグ

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

↑ PAGE TOP